6月22日(木)霧雨
母を誘って二本松寺「あじさい見物」。母は雨合羽を着て、行政レンタルの車椅子を押して歩いた。
坂道では車椅子に座り、父ちゃんが押して登った。
雨で煙る田園風景の中。年を経る毎に「花は美しいな」と感じる。
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6月24日(土)薄曇り。折りたたみ自転車で散歩。
2年ぶりに訪れた「蓮池」は、蓮が取り払われていた。元々農業用水の溜池なんだろうし、蓮が蔓延りすぎてたのかもしれないが…。ちょと寂し。
池の縁に、蓮の葉が残ってた。
帰宅後、おやつを食べながら借りてきた本を読んだ。小川洋子「からだの美」。外野手の返球、卓球選手の目力、棋士の指先…等々、普段感じる、そこはかとない「肉体への畏怖」について、柔らかく明晰な文体で記述してくれている。自分で説明できなかったことが言葉で明らかにされる気持ちよさに感動して、涙もしみだしてくる。
下の本は、済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」。これも面白いよ。図書館はありがたいなぁ。
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ところで。今年はシュレーゲル・アオガエルの姿を見る機会が少ないことが気になってる。例年は5月末頃から父ちゃん家の庭にも姿を見せるのに、年越しした2歳以降の個体が来てくれない。
今年生まれて、オタマジャクシから成蛙になった小さなヒトはいるんだけどね。…原因不明。
しかし、この日みつけた。3歳くらいとみられるシュレーゲル。ホッとした。
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6月25日(日)晴れ
朝、5時台の散歩。
生きてるものたち。
朝刊一面。ロシアはワヤクちゃな状況か。仁義なんかねぇ戦い。
日差しの下、庭木の剪定とかいろいろ作業した。
生垣の剪定してたら見つけたシュレーゲル。なんてかわいい。やっぱり2歳超えのヒトには表情があって、話しかけたくなる。
母ちゃんが見つけたでっかい芋虫。これはオオスカシバの幼虫と思われる。父ちゃんはサ、芋虫がチョー苦手なんだよね。色は美しいと思うんだけど。
母ちゃんに頼んで田圃のあぜ道に放ってもらった。
疲れたなぁ、でもそれは心地よい疲れ。
目を閉じて音楽を聴く。小椋佳「夢追い人」(1975年)。米国西海岸のスタジオミュージシャンの演奏、星勝のアレンジがチョー素晴らしい。全然、古くなってない。
疲れてるけど、レコードも洗う。
オリビア・ニュートン・ジョン「そよ風の誘惑」(1974年)。数年前に九十九里浜沿いの中古屋で100円で購入。盤の状態はまぁまぁ。休日の朝に聞きたい感じの楽曲たち。
ドアーズのベスト盤2枚組。1979年にF.コッポラ監督の「地獄の黙示録」を観て、ドアーズ「The End」が聴きたくなって買ったもの。どのアルバムを買えばいいのかわからなくて、ベスト盤を買った。「The End」は実際に聴くと気味が悪かった記憶(^^;)…
疲れてるけど、自転車で走る。
無人駅前の空き地に駐輪して、付近を散歩した。
無人のお堂付近の倉庫の扉。不動明王か観音様みたいに見える影。
イロイロやって疲れて、晩飯前に帰ってきた。ビールがうまかった。
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6月26日(月)の朝刊。ロシアの状況一変。なんじゃらほい?