どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

映画と本、レコードと…アクシデント

週末は暖かだった。

コブシ咲く~♩ふるさと

いつも川沿いの道にいる山羊は、年取った。

少し前の、ジョージ・ハリスンのアルバム中の好きな曲についてのブロ友さんとのやり取りを思い出し…

第3面の「All Things Must Pass」を聴こうと袋から出したら…汚れ?…こりゃ~カビじゃ~にゃ~きゃ(;´Д`)

あらら。第6面にも。しばらく前にしっかり洗ったツモリだったんだが…。洗いなおすしかない。

それなら他のレコードも洗おうってんで…。

岡林信康「ザ・ワースト・オブ岡林信康」。岡林のベスト盤。実家にいた頃は「岡林信康の世界」というベスト盤をきいてたが、これは買いなおしたもの。時代を感じる左翼の歌。だけど、岡林の声はきれいだね。

ジョージの「All Things Must Pass」はビニールの内袋を新品と交換し、箱と紙袋にはドライヤーの温風を当てて黴菌をやっつけたのだった(気休めかも知れないが…)。

加藤和彦「あの頃、マリーローランサン」(1983年)とSting「The dream of the blue turtles」(1985年)。

…独身時代の思い出いっぱい。OLだった母ちゃんが住んでた井の頭公園近くの部屋で使うステレオセットを選んだ。それらの機器のほとんどは「断捨離」してしまったが、レコードプレーヤだけは、今でも和室の天袋に入っている。

LUXMAN PD-291(ピンぼけ)(^^;)は故障してる。他に、同じLUXMANのDCアンプL-11、スピーカーはテクニクスの平面ユニットを使ったブックシェルフ型SB-3。カセットデッキはシルバーのナカミチBX-1だった。扱い易くて見た目もシュッとした良いシステムだったなぁ。

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借りて読んでる本は「英国王のスピーチ:王室を救った男の記録」

ジェフリー・ラッシュが演じた言語療法士:ライオネル・ローグの孫が、祖父が残した王との往復書簡や新聞スクラップを基に書き起こしたノン・フィクション。英国王ジョージ6世に施した治療とその成果のほか、映画で描かれなかった英国王の崩御、ライオネル自身の死まで書かれている。2012年岩波書店刊。

映画のクライマックス、対独開戦演説の原稿の写真。文字でみると、意外に短く感じる。映画ではベートーヴェン交響曲第7番第2楽章をBGMに、コリン・ファース演じる英国王ジョージ6世が感動的なスピーチを行うのだった。

この本は楽しく、かつ興味深く読んだ。自分でも欲しくなったけど、絶版で中古本の値段も高い(4,000円超え)。また読みたくなったら図書館で借りることにする。

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3月17日(日)晴れ…彼岸の入り

朝、お墓参りに行って戻ると…

大谷サンが韓国ソウルでのエキジビション試合に出場してた。韓国のヒト、大騒ぎ。

午後は、今年度つとめた地域の役員の引継ぎ会合。今年の区長さんがサバけた人だったおかげで、父ちゃんは楽できた…と思ってる。

帰宅して鹿島アントラーズVS川崎フロンターレの試合観戦。鹿島の逆転勝利。川崎戦勝利は9年ぶり?らしい。嬉しかったなぁ。知念さんは本当に立派な選手。新加入のチャブリッチも素晴らしい。

その後は相撲。大阪は雨なんだな。

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週末が明けた今日、朝から強風が吹いて、屋根が…毀れた。

午前10時過ぎ、母ちゃんからの連絡を受けて会社を早退した。

2階の屋根の「棟板金(むねばんきん)」という部分が外れて落下した。物干し場の屋根にあたって、屋根材のポリカーボネート板に穴があいた以外には、物的・人的被害がなかったのは不幸中の幸い。

火災保険会社の窓口と、地元の業者に連絡、明日、応急措置をしに来てくれることになって、ちょっと安心してるところ…デス。

 

 

 

春ぞな

来週はもう「お彼岸」ぞな、もし(ニャンコ先生か)

大相撲三月場所が始まった。父ちゃんは照ノ富士が好きで、その横綱土俵入りが見られることがとても嬉しいのです。

太刀持ち:熱海富士、露払い:翠富士というのも好ましい。どっしりした無口な横綱が、実力者ながらオッチョコチョイ感のある若者二人を従えて邪気をはらう神事を行う…いいねぇ、この感じ。日本一!

宮城野部屋の暴力事件は暗い出来事だったが、中入り前にNHKがキチンと報じたのは良かったと思う。

大阪場所の溜席に、夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる「清(きよ)」(主人公を溺愛する武家出身の老女中)を想起させる明治人風の方(…父ちゃんが勝手にイメージしてるんだけどネ)がおられて、不思議な気持になる。だって「坊ちゃん」の最後の二段落を読む度、何とも言えない心持ちになるんだもん。

教師として赴任した松山で「おれ」は、赤シャツ一派をやっつける大暴れののち東京に戻り…

 清のことを話すのを忘れていた。おれが東京へ着いて下宿へも行かず、革鞄を提げたまま、清や帰ったよと飛び込んだら、あら坊ちゃん、よくまあ、早く帰って来て下さったと涙をぽたぽたと落した。おれもあまり嬉しかったから、もう田舎へは行かない、東京で清とうちを持つんだと云った。

 その後ある人の周旋で街鉄の技手になった。月給は二十五円で、家賃は六円だ。清は玄関付きの家でなくっても至極満足の様子であったが、気の毒な事に今年の二月肺炎に罹って死んでしまった。死ぬ前日おれを呼んで坊ちゃん後生だから清が死んだら、坊ちゃんのお寺へ埋めて下さい。お墓の中で坊ちゃんの来るのを楽しみに待っておりますと云った。だから清の墓は小日向の養源寺にある。

ぶっきらぼうな愛惜の心に、いつも涙が出てしまうんだけどね…。この小説を改めて通して読むと、主人公の「おれ」には一見、松山の「鄙」への蔑みがあって傲慢ですらある。松山にも歴史を経た秩序の正義があるんだけどね。それは、或いは時とともに消えゆく江戸文化への哀惜への反動を、漱石が意識してあらわしたのだろうか。

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春の散歩。

丘の上の、生垣と大きな庭木の集落を目指して急坂を登る。

そこは、暖かな日差しと整然として清潔な空気。

よいね。こういう街の雰囲気は。

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会社勤めをしている間に、好きな映画の円盤を入手していこうと決めた。

ハーヴェイ・カイテル主演「SMOKE」(1995年)

ポール・オースターの短編「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」をベースに、オースター自身が脚本を書いて膨らませた日米独合作の映画。ウェイン・ワン監督。

カイテル演じるニューヨークの煙草屋:オーギーは、毎日々々10年以上、店先の通りの風景を定点撮影している。近所に住む作家ポール・ベンジャミンとの友人関係を軸にして、古典落語の人情噺みたいなストーリーが展開する。最後はオーギーが愛機:Canon AE-1をクリスマスに手に入れた経緯をポールに語って終わる…。

原作の短編小説の古本も買った。安くなかったけど、図書館に蔵書が無いのでね。

凝った版画の挿絵が入っている。

短い話。日本人には大晦日の物語が、欧米人にはクリスマスの物語が、沁みるのかな。

 

 

 

愛について

前記事に友部正人のアルバムのことを書いた。

このアナログ盤を買ったきっかけは、友部さんがTVで歌ってた「一本道」という曲なのだということ…なんだけど、書き漏れしてた。買った理由はもう一つあった。

B面最終曲「愛について」。

この曲は矢野顕子の「ピアノ・ナイトリィ」というアルバムで初めて聴いた。歌詞はこんなの。友部さんの詞。

壁に二つの影が映っている

子と母の二つの影が映っている

二人は自転車をこいで 今、家へ帰るところ

子は母に話しながら 母は子にうなずきながら

 

子に父はいなく 母に夫はいない

父も夫もいない夜道を 二人はゴムまりのように弾んでいく

僕には 愛が二つの ゴムまりになったように見える

 

父のいない子は 愛について考えつづける

夫のいない母も 愛について考えつづける

愛について考えることで 二人は結ばれている

 

道端である日 星のように遠いはずの男とすれ違う

愛のことを考えながら

子と母と、男は道端ですれ違う

星のように遠い場所から その夜、男は子と母に電話をかける

 

愛のことを考えながら 子と母は生きていく

愛のことを考えながら 男もまた生きていく

遠く離れた場所にいて どちらも愛について考えている

 

つかまえた、と壁に映った子の影が言う

つかまえた、と壁に映った母の影が言う

子と母は自転車をこいで 家へ帰っていく

つかまえた、とつぶやく二つの影を 道端の壁の上に残して

 

矢野顕子の、「夜」そのもののようなピアノ弾き語りが素晴らしくてね。いい曲だなぁと思って、作曲者本人の歌も聞きたかったのだった…。手に入れて針を落とすと…。壊れた玩具の欠片を放り込んだ万華鏡みたいに歪んだ音に、はずみ車がグイングインと不規則に回るようなリズム。そして友部の癖の強い歌唱。録音は、わざと歪ませているみたいに聞える。。。父ちゃんとしては、なじんでいた矢野顕子の透明な「愛について」の方がしっくりくるのだった。

「ピアノ・ナイトリィ」というアルバムは、「愛について」のほかにも素晴らしいカバーの数々が収められている。しばらく聴いてなかったけど、記事を書いてるうちに凄く聴きたくなっている。

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三浦しをん「風が強く吹いている」を読んだ。きっかけは、2018年にTV放映された同名のアニメのブルーレイを買ったこと(今現在、無料配信されていないので…)

架空の大学の、寄せ集めの10人が箱根駅伝出場を目指す物語。怪我から復帰した4年生と、天賦の才を持ちながら未成熟な性格のために傷害事件を起こした1年生のほかは、ほぼ全員が素人かそれに準ずる人たちながら、最後は箱根の本選に出てしまう…。現実にはあり得ねぇ~と感じつつ、読み進めていくうちに感情移入し、心を揺さぶられてしまったのだった。

アニメの方も綺麗な作画でキャラクターの描き方も手堅い。こちらもクライマックス(=駅伝の経過と結果)は目が離せず、潤ませながら視聴したのだった。

読んでよかった。買ってよかった。…のだったのだ。(ディスクは北米版。国内版は高くて手が出ない…(^-^;

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昨日は、昔の豊かさを偲ばせる神社とお寺があるY地区を散歩した。

雨上がりの黄色みを帯びた日の光が、気持ちよかった…。

帰宅後に鳥山明の訃報。…驚いた。

今日の朝刊。早すぎる死。冥福を祈ります。

 

 

 

 

 

春のレコード洗い

2月22日(金)、サッカーJリーグが開幕。鹿島アントラーズは、名古屋グランパス・エイトとのアウェー戦を3-0で快勝してくれて嬉しかった。ホーム開幕戦の今週末(3/2)の試合(VSセレッソ大阪)は引分けだったが、チームとしての努力のベクトルが一つの流れにまとまっている感じで、そのポジティブな雰囲気が良くて酒が旨いのだった。

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まぁ、そんなサッカー観戦と散歩がメインの週末だったんですけどね…

あ。あとレコード洗いもしたんだった。

今週の6枚(洗うのは一度に6枚。理由は、レコードを立てかけるスタンドの容量が6枚だから…。)

キース・ジャレット「ザ・ケルン・コンサート」(1975年)

友達がみーんな持ってた2枚組のレコード。ずっとCDで聴いてたけど、しっかり洗ったから、これからはレコードをメインにしようと思う。

友部正人「6月の雨の夜、チルチルミチルは」(1987年)

友部正人は、実はあんまりよく知らない。整ったハンサムな風貌だが、歌声はちょっとだみ声の人。10年くらい前にNHKの「井上陽水、空想ハイウェイ」という番組に友部が出演して、素晴らしい弾き語りを聴かせた「一本道」という曲の強烈な印象が続いてた頃、中古レコード屋で見つけたこの音盤を買ったんだった。所有してる盤はこれだけ。「一本道」が入ったレコード(またはCD)が欲しい気がするが、「空想ハイウェイ」での演奏ほどイイのかわからなくて、購入を躊躇するのだった。

友部正人 一本道 - YouTube

(追記:調べてみたら「井上陽水 空想ハイウェイAct2」が放送されたのは2004年だったそうで…。10年くらい前じゃなくて20年前でした(^^;)光陰矢の如し)

B.ワルター/コロンビア響「マーラー交響曲第1番:巨人」(1961年)

今回はクラシック盤も洗おうと選んだ一枚。小学校高学年の頃も楽しく聴けた曲だが、父親がかけていたのは多分、この音盤。本格的なステレオ録音の初期だと思うけど、瑞々しい音色で入っている。

ワルターは素晴らしい指揮者・芸術家だと思う。最近の録音CDも複数買ったけど、やっぱり「巨人」の決定版はこの音盤だ…と感じてる。

かぐや姫かぐや姫LIVE」(1974年)

中学~高校時代にヘビーローテーションで聴いた音盤を無くしてしまい、数年前に中古屋で買いなおした。帯が正やんの姿を隠してしまってる。このライブ盤は選曲、パフォーマンス、録音がいずれも「文句なし」の名盤だと思う。「加茂の流れに」や「22歳の別れ」「妹」などの有名曲はスタジオ録音よりこっちの方がずーっといい。「星降る夜」「あの人の手紙」などの渋めの曲も素晴らしい。…記憶では、ソノシートのおまけで「大阪のお嬢さん」というクッダラな~い曲が入ってたんだけど、この中古盤には入ってなかった。

ビリー・ジョエル「ザ・ナイロンカーテン」(1982年)

ストレンジャー」「NY52番街」「ザ・グラスハウス」を出して超売れっ子だったビリージョエル。この音盤は発売同時に買ったけど、当時は地味な感じで評判は良くなかった記憶。改めて聞き直すとポールマッカートニーっぽい曲が多い。楽しい。

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洗浄作業は、リビングの棚にしまったレコードの半分強が終了した。これから暖かくなって、レコード洗いが少し楽になる。

春はいいね。歳とって、昔より好きになっている。

いすみのと

冷たい雨が続いていたが、2月24日(土)はおだやかに晴れた。

三連休に帰宅したこたちゃんも連れて、いすみ鉄道に乗りに出かけた。始発の大原駅周辺にある市営駐車場が2か所とも有料化設備工事のために閉鎖されてて焦った。予定変更して、大原駅から4つ目の「国吉駅」前の市営Pにクルマを停めた。

のどかなプラットホーム。

一両編成の大多喜行到着。停車中「たこめし」の出張販売があった。

70人程のお客が乗っていた。

15分ほどで大多喜駅に到着。河津桜が満開。

発券窓口で「鉄印」購入。震災支援のため、特別に「のと鉄道」の鉄印も販売中。

皆、買ってた。こういうの。

房総の小江戸…という大多喜の街散歩。

蕎麦屋で昼食。母ちゃんとこたちゃんはビールも。父ちゃんはガマン。

散歩に戻る。丘の上に大多喜城天守が望める大多喜小学校。よい感じだね。

最中「十万石」を買う。大多喜は町をあげて本田平八郎忠勝推し(^^♪

クロサワ映画「影武者」で、近習の根津甚八が、「丸に『本』の字は四天王の一人、本田へいはーちっ!!」と叫んで味方に報せる、「あの」本田平八郎忠勝。

観光案内所に居た小顔の平八と2ショット。

大多喜城目指して坂道を登った。改修工事中みたいだった。

大多喜高校のグラウンドを見下ろす。

駅に戻る。帰りの切符はこたちゃんが買ってくれた。

列車を待ちながら、さっき買った最中を分けて食べた。

撮り鉄」さんが並ぶ線路沿いは菜の花が咲いてた。国吉駅に到着。

ここからまたクルマで…

途中、一之宮海岸に寄り道。サーファーが多かった。

シャワー…かな? まだ明るいうちに帰宅。

咲き始めた沈丁花からよい香りがした。

大多喜駅前の観光案内所で買ったクリアファイル。ピンぼけだなぁ。「始発ちゃん」っていうキャラクターらしい…。

最中はこういうヤツ。ずっしりと餡子がつまってた。

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最近買った「T-34 レジェンド・オブ・ウォー  最強ディレクターズ・カット版」

世界最悪野郎プチンが治めるロシアの映画で。設定もご都合主義的ではあるんだが…。シビアでチョーかっこいい戦車戦が描かれてて大好きな映画なのだった。オリジナル版は2時間弱のところ、これは191分と70分以上延長されている。

3時間超の長さを感じさせない素ン晴らしい出来栄えなんだけどね。

収容所から戦車ごと脱走した主人公一行が、立ち寄った町で(たぶん)ゲーテの詩を引用して「ヒットラーは必ず滅ぶ。卑劣な独裁への協力者になるな!」と演説する場面がある。「ロシアがそれ言うか!」って感じたのだった。…ロシアのウクライナ侵略からちょうど2年が経過したところだった。私は、のんきな父ちゃんで申し訳ない…。

暖かすぎた日曜日

暖かい日が続いた週末…

2月17日(土)朝刊の「巡洋艦 那珂」の文字に目がすいよせられた。(;・`д・´)「巡洋艦那珂の慰霊碑は、たしか大洗磯崎神社の境内にあったはず…」…やはり大洗のことだった。この日は行けないけど、来年か再来年の慰霊祭に行けたらいいな、と思ったのだった。

午後、佐原の街を散歩。

駅そばの古い模型屋さんの前。写真はポンボケだけど、なんだかいい感じ。

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2月18日(日)…暖かい日曜日。午前の地域役員会が終わってからお出かけ。

クルマで小一時間程の場所にある市民センターで寄席。三遊亭好楽柳亭市馬柳家わさびの落語、堺すすむの漫談を楽しんだ。

ところで、会場に向かう途中にカーラジオでジョージ・ハリスンの特集を放送しててね。「I'd Have You Anytime」っていう曲がとてもキモチいいのだった。

その曲が入った「All Things Must Pass」を久しぶりに聴いた。3枚組のA面の1曲目だった。2曲目は「My Sweet Load」。名曲連チャンだけど音が歪む。もう1度、ちゃんと洗い直ししなくちゃ…ね。

 

本とレコード

ブログに書く出来事がない。穏やかな日々。

2月10日朝刊に小澤征爾の訃報。

丁度、小澤さん指揮のレコード洗ったとこで、冥福を祈りながら聴いた。これは母ちゃんのレコード。母ちゃんの持物の方が、ワシのよりもおしなべて状態が良いのだった。

…寒さのせいで、レコード洗ったのは久しぶり。他に洗った音盤も聴いた。泉谷しげるの2ndアルバム「春夏秋冬」。

参加ミュージシャンがなかなか豪勢…。当時のルックス(ファッション)がナツい。

ジョニー・ハートマンは、硬質でクリアな音。

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読書もクセになってる。

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」…文学作品…という感じがした。

次は、先日映画を観た「哀れなるものたち」の原作本を借りて読んでる。

2008年の本なのに、まるで新品同様のコンディション。これまで借りだされることが少なかったんだと思った。

発売されたコミックスも買った。とよ田みのる「これ描いて死ね」の第5巻。

今回は「絵」の描き方、表現意欲のこと。前巻までより作画が細かくなってる気がする。若き日の手島先生の創作への渇望を見てて、涙が出た。

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ここ数日、暖かい。

日も延びて。春は近い。

休日の夕食は欠かさず飲むけど、最近は酒量が減ってる気がする…。

可愛いラベルをボトルから剥がして、額にいれてみた。…穏やかな日々なのだ。