どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

ありがとう、すべての…

 

 コロナ禍のために延期々々になっていた「シン・エヴァンゲリオン」が、3月8日(月)から公開されている。

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新作映画が公開されるのは、通常は金曜日。月曜開始というのは、多分珍しい事例だと思う。推察するに、庵野秀明氏は「3.11から10年」の節目の日にかかる週に、この作品を公開したかったのではないか…と、父ちゃんには思われた。

そう思った根拠は、庵野さんの前作「シン・ゴジラ」においても、あの災厄と、祈り(あるいは懺悔)のようなものが描かれていたから…。

庵野さんの中で「3.11」は、大きな位置を占めているに違いないと思われる(これは、あらゆる日本人の「表現者」にとって共通するものと思うけれども…)。

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何事もなければ「シン・エヴァンゲリオン」は2020年の夏、東京オリンピックに先立つ、確か6月中に公開されるはずだったと記憶している。

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公開が延期されている間、You tubeその他の動画サイトでいくつかの「予告編」が配信されてきた。いずれも美しく、カッコいい映像であった。宇多田ヒカルの楽曲が入ったものに至っては、サウンドと映像がピッタリリンクして、観ていて鳥肌が立ち、涙がにじんだ。ああ。これを、何がなんでも。観なくては…と思った。

youtu.be

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3月8日(月)の公開から、今日は4日めです。

定年退職/再雇用の「お気楽身分」になったとは言え、多少の仕事と「体裁」があって、平日に映画を見に行けるほどでは、まだなくて。

3月13日(土)に、劇場にいく予定です。その日まで、既にこの作品を見た人々がWEBで語っている「感想」や「考察」には触れないように注意している。

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父ちゃんはね。初めて「エヴァ」に触れたのはパチンコだったんだよ。初代のエヴァ・パチンコ台が出たのは2005年の9月だそうだから、その頃のことだと思う。
面白くて、大当たりした時の映像と歌(「残酷な天使のテーゼ」)がカッコよくて。

それで旧劇場版のDVDを買って観たんだよ。主人公(シンジ君)が自慰をする場面があったりして吃驚したけど、やっぱりその映像はカッコよくて、引き込まれて観たんだ。

あれから16年か。
TVで全26話が放送された1995年からのファンから見れば、父ちゃんなどは「俄か」なんだろうけれど、でも。

…これで、この「シン・エヴァンゲリオン」でもって、エヴァが終わると思うと悲しい。
3月13日は、気合を入れて、くもりのないマナコで、エヴァに別れを言おうと思います。

「ありがとう、全てのエヴァンゲリヲン

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今日は、3月11日。10年前の今日のことを、忘れることはありません。