「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観た。
あぁ。素晴らしかったという気持ちと一緒に。
これで終わり…もう続きはないのだ、と。
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3月13日(土)雨
雨は強くなってきて、
劇場に向かう途中に母ちゃんの両親のお墓参りをしようと思っていたが、延期した。
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映画はね。素晴らしいものでした。
これで「エヴァ」は終わった。本当に終わったと、感じました。
寂しさの一方、なんというか、すがすがしさもあるのです。
庵野監督は、そういう素晴らしい「終劇」を見せてくれたのでした。
庵野さんは、大人になった。
「呪縛」でXX歳のままだった自分も、成長していたことに気が付いた。
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エヴァは終わったが、庵野監督作品は今夏「シン・ウルトラマン」も公開される。
庵野監督は私と同い年(…で、まだ若い(^_^)v)、これからもその「天才」を発揮して、沢山タクサン、映画を作ってほしい。
よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株) - YouTube
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山田尚子さんも、大変な才能を持ったクリエイターだと思う。
2018年の超傑作「リズと青い鳥」から、その後の新作の情報はない。
2019年の禍々しい放火事件が、山田監督に大変なダメージを与えたのは想像に難くない。一人の常軌を逸した愚か者のために、かけがえのない才能、命と幸福、これから生み出されるはずだった美しいものが、失われてしまった。
無責任な期待の表明は慎むべきと肝に銘じながらも、「いつの日か、素晴らしい新作を期待しています」と京都アニメ―ションと山田監督に伝えたいと思います。
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原作小説を(途中まで)読んだことをきっかけに、先日、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」を観た。宮崎監督の才能、その映像感覚、美しいものを見せてくれるちからは、いったいどこから湧いてくるのだろう。
冒頭の、ハウルとソフィーの空中散歩の場面、時空を超えたソフィーが少年ハウルと出会う星が弾ける夜の場面、空中に浮かぶ城でハウルと寄り添うソフィーの風に吹かれる姿…。あんまり美しくて、じんわり出てくる涙が、止められない。
ああ。いつか、いつの日かには、宮崎駿監督がこの世を去ってしまうことが頭をよぎると、堪らないほど切なくなってしまう。手塚先生が亡くなった時、悲しかった。あの時のような喪失感がまた来てしまいそうだ。
素晴らしい才能と、現世を一緒に過ごせていることは幸福なことなんだ。
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…この頃、なんだかアニメのことばかり、書いているなぁ。
この夏には細田守監督の「竜とそばかすの姫」が公開される予定。
「シン・ウルトラマン」だけでなく、これもとても楽しみです。
自分が生きていること、巨大な才能が生み出す作品に触れられることに感謝します。
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3月14日(日)は綺麗に晴れた。
去年、鉢植えしたライラックや、
アジサイの新芽の緑がいとおしい
鉢植えして居間に置いたホテイアオイは冬を超えた。
春分の日に、水に戻してやろうと思っています。