どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

シェイプ・オブ・ウォーター…素敵

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ベネツィア映画祭金獅子賞、米国アカデミー賞では「作品」「監督」など4部門受賞した…
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(大好きなッ!)ギレルモ・デル・トロ監督の最新作です。
ここ数か月間、地元の映画館で公開される作品に観たいのがなくて「飢えていた」トコ
「ンモ~、観たいミタイみたい~」っていう映画だったのでした。
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3月21日(水)祝日なのに、冷たーい雨のきのう、母ちゃんと出かけた。
朝10時過ぎ、シネコンのロビーはチケットを買う家族連れで大混雑でした。
(お目当ては…ドラえもん? プリキュア? それともリメンバー・ミー?)
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会場は二人掛けソファーが備わった「フタリウム」、「夫婦50割」で2人で2,200円です。
隣りのモールで買い物と食事を済ませて、午後1時過ぎに入場しました。
公開から3週間経っても、まだ結構な客席の入りでした。

あらすじは…
舞台は冷戦まっさかり。1960年代初頭のボルチモア
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宇宙開発に関係する政府の機密機関が入った建物で、清掃員として働くイライザは口がきけません(耳は聴こえる)。
ある日、イライザは研究室に搬入された「半魚人」と出会う。
半魚人は知性的で美しい。一目ぼれしたイライザは、こっそりと密会(デート)を重ねる。
やがて、半魚人は研究のため生体解剖に供されることになる。「恋人」を救うため、イライザは勇気を振り絞って友人たちと行動を開始する…

全ての登場人物は、どこかしらに欠けたところがあります。
異形の存在である「半魚人」が一番美しいのですが、彼もまた「口がきけない」のです。(だからこそ、イライザとの交流があるのですが)
ラストシーンは、観る者が「こうあってほしい」と望むハッピーエンド的な場面が描かれますが(映画の中の「現実」は)果たしてどうだったのか…。

これはロマンティックな御伽話ではありません。「欲望」「差別」「暴力」がいろんな形ででてきます。しかし2時間超の上映時間はとても短く感じました。デルトロ的に最高に素敵な映画でした。
「誘ってくれてありがとネ」って、母ちゃんに言われました
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↑パンフレットも買っちゃった。
ところで。
この作品の関係者(監督や俳優、音楽担当者など)は、パンフレットでみる限り、殆んどがワタシより年下…、トシとったのね~、って感じました。
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シカシデスネ。半魚人を演じたダグ・ジョーンズは私と同い年。(誇りに感じました~)

さらにところで。
最近「映画観たい病」に感染したみたいで。
昨夜も「シェイプ・オブ・ウォーター」の余韻が覚めない中、ついついAmazon Prime Videoで「マジカル・ガール」(2014年スペイン)を観てしまいました。
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これも、かなり、相当に凄い映画でした。(心から感心してます)
こっちについては、またいずれ…

そして、祝日あけの今日は3月22日(木)。明け方まで雨風が強かったけど。
6時30分過ぎには日が射して、明るい朝になった。
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長い雨で田んぼには水がいっぱい。
庭の苔は水をたっぷり含んだスポンジみたいになった。
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ケヤキの「うろ」には、冬眠から覚めた小さなカエルが隠れてた。