
10月15日(土)快晴…

Sさんの御記事「死後の世界は・・」を拝読して、かんがえたこと。

「死後の世界」は「ある」と思えばあるし、「ない」と思えば、ない。

仏教では、死後の世界はなく「輪廻」があって、死んだものはすぐに次の生を受けて、未来永劫の「生死」を、車輪が回るように繰りかえすらしい。

儒教では、死後の世界(霊魂としての生活)があるらしい。
そして、死者は、子孫が行う「招魂の儀式」によって現世によみがえり、子孫からの「もてなし」を受けることができる。
私は、儒教の徒ではありませんが…。
この「子孫の招魂による蘇り」は、ある意味での「永遠の生命」と解釈することもできる。
…私には、この「子孫の招魂」を、「記憶=忘れないこと」と読みかえることで、納得ができる「死後の世界観」です。

亡くなった近しい人々(そして、愛犬)に、いつかまた逢いたい「心」があります。
もし、逢えたら、
今どうしているか。幸せに過ごしているか。自分(私)のことを見守ってくれているか。
尋ねたい。
前に、ブログに書いたことですが。
一休禅師が、夫を亡くして嘆く農婦に慰めの言葉(歌)を与えたと、本で読みました。

『今死んだ。どこにも行かぬ。ここにおる。尋ねはするな 物はいわぬぞ』
…亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

夕方、まあるい月がのぼりました。

明日は晴れ、かなぁ。
