どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

Azur840Aの音… ないものねだりの勝手な言い草…


イメージ 1
拙宅のレギュラーパワーアンプ ANTHEM AMP1は不調になって、休眠中。
イメージ 2
今は、ケンブリッジ・オーディオAzur840Aのパワーアンプ部を使っています。

その鳴りっぷりは…
・高いところから低いところまで万遍なく出る感じ。
・特に低域には「ごりっ」とした迫力と快い硬質感がある。
・その「硬質感」のせいか、ピアノの音に濃厚な実在感がある。
イメージ 3
ドック入り中のANTHEM AMP1との相違点は…
(上記の好ましい特徴は認めつつ…)
・音楽表現が、やや健康的すぎて「あっけらかん」としている。
・言い方をかえると、音の魔法、酒精分(音楽の毒気)のようなものが不足してる。

まぁ、なんといいますか…。
Azur840Aは、インプラントの歯(私は未経験ですが)みたいな感じ、というのでしょうか。
とてもキレイで強靭で、冷たい水が沁みるようなことはないのですが。
やっぱり歯は、虫歯になったり痛んだりするほうが、「生きてるぜ~」って感じがする。

ほら、虫歯にあいた穴を口の中でチュウチュウすると、不思議な魅力の臭味と、甘美な痛みがありますよね?(ない?)
ああいう感じが、Azurの音からは感じにくいのですネ(^_^;)

ないものねだりの、勝手ないいぐさであることは意識しつつ…。
やはり、音楽を聴く喜び(悦び・歓び)は、管球アンプの方が一段複雑で上手かなのかなぁと感じています。
イメージ 6

イメージ 4
さて、次の週末にはオフ会があります。
猛者の先輩方の音を聴かせていただいて、勉強して参ります。
イメージ 5


【10月27日追記】
昨夜、思い出しました。
この記事の日(10月18日)は、どいの命日でした。
この日、忘れていました。
忘れていたことが良いことなのか、悪いことなのか…
ただ、忘れていたことを思い出すと、心が少し、痛みます。
『忘れようとしても、思い出せない』っていうのは、バカボンのパパ(すなわち、赤塚先生)の大好きな言葉ですが。
・・・・