どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

春のレコード洗い

2月22日(金)、サッカーJリーグが開幕。鹿島アントラーズは、名古屋グランパス・エイトとのアウェー戦を3-0で快勝してくれて嬉しかった。ホーム開幕戦の今週末(3/2)の試合(VSセレッソ大阪)は引分けだったが、チームとしての努力のベクトルが一つの流れにまとまっている感じで、そのポジティブな雰囲気が良くて酒が旨いのだった。

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まぁ、そんなサッカー観戦と散歩がメインの週末だったんですけどね…

あ。あとレコード洗いもしたんだった。

今週の6枚(洗うのは一度に6枚。理由は、レコードを立てかけるスタンドの容量が6枚だから…。)

キース・ジャレット「ザ・ケルン・コンサート」(1975年)

友達がみーんな持ってた2枚組のレコード。ずっとCDで聴いてたけど、しっかり洗ったから、これからはレコードをメインにしようと思う。

友部正人「6月の雨の夜、チルチルミチルは」(1987年)

友部正人は、実はあんまりよく知らない。整ったハンサムな風貌だが、歌声はちょっとだみ声の人。10年くらい前にNHKの「井上陽水、空想ハイウェイ」という番組に友部が出演して、素晴らしい弾き語りを聴かせた「一本道」という曲の強烈な印象が続いてた頃、中古レコード屋で見つけたこの音盤を買ったんだった。所有してる盤はこれだけ。「一本道」が入ったレコード(またはCD)が欲しい気がするが、「空想ハイウェイ」での演奏ほどイイのかわからなくて、購入を躊躇するのだった。

友部正人 一本道 - YouTube

(追記:調べてみたら「井上陽水 空想ハイウェイAct2」が放送されたのは2004年だったそうで…。10年くらい前じゃなくて20年前でした(^^;)光陰矢の如し)

B.ワルター/コロンビア響「マーラー交響曲第1番:巨人」(1961年)

今回はクラシック盤も洗おうと選んだ一枚。小学校高学年の頃も楽しく聴けた曲だが、父親がかけていたのは多分、この音盤。本格的なステレオ録音の初期だと思うけど、瑞々しい音色で入っている。

ワルターは素晴らしい指揮者・芸術家だと思う。最近の録音CDも複数買ったけど、やっぱり「巨人」の決定版はこの音盤だ…と感じてる。

かぐや姫かぐや姫LIVE」(1974年)

中学~高校時代にヘビーローテーションで聴いた音盤を無くしてしまい、数年前に中古屋で買いなおした。帯が正やんの姿を隠してしまってる。このライブ盤は選曲、パフォーマンス、録音がいずれも「文句なし」の名盤だと思う。「加茂の流れに」や「22歳の別れ」「妹」などの有名曲はスタジオ録音よりこっちの方がずーっといい。「星降る夜」「あの人の手紙」などの渋めの曲も素晴らしい。…記憶では、ソノシートのおまけで「大阪のお嬢さん」というクッダラな~い曲が入ってたんだけど、この中古盤には入ってなかった。

ビリー・ジョエル「ザ・ナイロンカーテン」(1982年)

ストレンジャー」「NY52番街」「ザ・グラスハウス」を出して超売れっ子だったビリージョエル。この音盤は発売同時に買ったけど、当時は地味な感じで評判は良くなかった記憶。改めて聞き直すとポールマッカートニーっぽい曲が多い。楽しい。

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洗浄作業は、リビングの棚にしまったレコードの半分強が終了した。これから暖かくなって、レコード洗いが少し楽になる。

春はいいね。歳とって、昔より好きになっている。