このところ、レコード再生の音がよくなっておりましてね。

今夜、レコードとCDを聴き比べたのですが、レコードの方が「音楽」が良い。
【ベートーベン ヴァイオリン・ソナタ『スプリング』1958年録音】
音の「キレイさ」ならCDなんですけど。
空気感・空間感が、レコードの方が良いです。

(↑…と、感じられるようになったことが、うれしいのです)
レコードの音がよくなった要因は何か? (素人ながら…)
新品で買ったフォノイコライザーのエイジングが進んだことや、
昇圧トランスが目覚めた
(パチ)ことなどが、考えられるところ。

ほかには…
音が良くなった時期が10月にエディさんとにっぱーさんが拙宅に来てくれた「OFF会」と重なっていて、お二方の「ご人徳オーラ」を浴びたことも、あるかも…

と感じています。
さて。さて。さて。
そうなると、いぢりたくなるのが、オーディオ(下手の横)好きの性(さが)というもので。
(((
)))


今使っている ↑オルトフォンのシェル(アルミ製…と思う)を、ウッド製のものと替えてみようと、企んでいます。
但~し…
~

高額な品はムリなので、手が届く範囲の価格で、
且つ、田舎暮らしの父ちゃんでも入手できるように、アマゾンから購入可能なもの…
…、というわけで、候補は以下の3点。いずれも「山本音響工芸」の製品です。
このあいだ、スピーカの足場として購入した「アフリカ黒檀製スパイク受け」が良い塩梅だったことも影響しております。
候補1 HS-1A:6,072円

コヤツも件のスパイク受けと同じ「アフリカ黒檀」でできている。
候補製品の中では、比重1.4ともっとも重く、且つ硬い木材です。
鵜呑みにするわけではありませんが、どこか「音楽的」な響きを持っているように感じますね。
候補2HS-2:5,445円

これは「アサダ桜材」。比較的柔らかい材質のように見えますね。
他の候補製品と違って、「指掛け」部分の構造がちょっと違う。
おそらく、材質が柔らかいので、接合部は頑丈な金属にした、ということなのでしょう。
音質的にも「やわらかく温かい」という特徴があるような感じです。
色合いはキライではないけれど、もう少し硬い、目のつんだ素材の方が良いかしら?
候補3 HS-3:6,018円

これは「柘植材」。
髪をとく「櫛」に使われる木材ですね。(ワタシの髪型では不要ですが:自虐…
)

どこか、和風テイストを感じる外観ですよね。
比重は0.75と、アフリカ黒檀の半分程度の軽い木材。
木目がとても細かいそうです。

実はこれ、バースデー・プレゼントとして、母ちゃん
に買ってもらう想定デス(^^ゞ

父ちゃんの中では「アフリカ黒檀」>「柘植」>「アサダ桜」の順番。
今の父ちゃん宅のレコード再生音は、
「温度感覚的には、熱くないが冷たくない。中間帯」
「Fレンジは、満足できるレベルで出ている」
という感じ。
全体として悪くない…けど。
強いて言えば、中高域に今一段の「しなやかさと艶」が欲しい。というところでしょうか。
どれにするか?
も少し、考えて結論を出そうと思います。