どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

夏戦争(8月第1週)

8月1日(水)曇り・雷雨のち晴れ

午後休をとった。仕事場から劇場に向かう途中、大気が不安定で、車窓から垂直の落雷が見えた。久しぶりの雨粒が、短時間フロントガラスを叩いた。

到着したシネコンのロビーはざわついていた。巨漢の従業員さんの説明では、突然の停電とシステムダウンで、現在は上映不能状態という。雷雨のせいだろうかと、父ちゃんには思われた。窓口の長い列は、上映が中断された観客がチケット払い戻しを受けていたのだった…。

巨漢「お客様はチケット購入済ですか?」

ワシ「はい。14:30からの『サマーウォーズ』です。」

巨漢「大変申し訳ないのですが、上映できないかもしれません。できたとしても予定時刻より遅れるかもしれません。キャンセルできますが…されますか?」

ワシ「…。困ったな、今日限定の『来場者特典』があるから仕事休んで来たんですけどね。キャンセルしても特典品はもらえるのかな?ダメかな?…いや、アナタのせいじゃないし、困らせたいわけじゃないんだけどね…」

巨漢「そうでしたか~。まことに申し訳ありません」

ワシ「とりあえず昼飯を食べてから、また様子を見にきますね」

。。。。付近の定食屋でチキンカツ定食喰って戻ったら、復旧してた(^^♪ワーイ

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定刻に入場開始された小ぶりなシアターの席は、8割がた埋まった。一日一回の上映だし、そうでなくっちゃね…。スクリーンで観る「サマーウォーズ」はとても良かった。長野県上田市の旧家の長老:陣内栄(じんのうち・さかえ)ばあちゃんの90歳の誕生祝いのために集まった一族が、力を合わせて人類の災厄(AIの暴走)に立ち向かって勝利する(負けない)物語。

「システムダウン」が起きたのは「サマーウォーズ」的アクシデントだったなぁ。これもちょっとした話のタネだ。来場者特典は「栄ばあちゃんの誕生日祝いうちわ」でした。

2009年公開のこの作品(「時をかける少女」(2006年)もだけど…)が、今なぜリバイバル上映されるのか?…新型コロナが「第5類分類」されて「一段落」したことも理由の一つだろうと思われた。

思えば、2011年の東日本大震災と2020年からのコロナ禍が、どれだけ沢山の夢や希望や、愛すべき楽天的気分を奪っていったのだろうか。取り戻すことは不可能だとしても、もう一度、前を向きたいね…。と、鑑賞後に思ったのだった。

サマーウォーズのキャラクターデザインは貞本義行氏。元のイラストは、映画の雰囲気と違うね。主人公の健二君は碇シンジみたい。夏希センパイは(アンマリスキジャナイ…)広末涼子に似て見える気がする。…この絵、嫌いじゃないけど、映画の方が愛すべき人々に見えます。

地元の花火大会もまた、4年ぶりに開催された。人ごみは苦手なので、自宅近くの田んぼ越しに、遠くの花火を眺めた。

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8月に入り「夏本番」ですな(7月のうちから十分に暑かったケド…)。夏の週末の出来事メモ。

8月4日(金)

毎日の早朝散歩は続いている。日陰では涼しい風が吹き抜けてキモチがいい。

玄関前の土間に、西日を遮るシェードを吊った。風の強い日は使えないけどね。

メダカの稚魚を見つけた。目分量で体長は2~3㎜。

夕方、南西の空に雷雲。そっちの方角で強い雨が降っているように見えた。一雨欲しいが、父ちゃん家までは及ばなかった。

8月5日(土)

朝散歩の帰路。家の前の稲もたわわに実っている。稲刈り…してほしくないなぁ~。

庭のネズミモチの枝にシュレーゲル見っけ。これだけで一日が楽しい気分になる。

ちょっとモデルハウス見学。親切に熱心に案内してもらえた。最新のモデルハウスは良~く出来てて感心した。

帰り道「チャリメラ」を買った。ちいかわ、可愛いな。

夕方、女子サッカーW杯「日本VSノルウェー」TV観戦。なでしこ強いね。誇りに思う。

8月6日(日)

庭に地植えした「ミソハギ」の苗が花を付けた。母ちゃんの実家の墓がある銚子では、お盆の供花はミソハギと決まっている。いつもは花屋で買ってたけど、今年は少しでも家から持っていけるといいね。

今年は植物たちの調子が例年よりもいい感じ。

百日紅の花が綺麗に見える。

夕方、Jリーグ鹿島VS札幌をダゾーンで観戦。3-0勝利で酒がうまかったよ。

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「第九軍団のワシ」は日曜日に読了。続いて図書館から借りてきた本を読み始める。宮崎駿君たちはどう生きるか」との高い類似性が指摘されている小説。楽しみ。