どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

ギター ペグ交換チャレンジのこと



今日あった 良いこと…
しばらく前、母ちゃんが失くしたピアスの片っぽを、父ちゃんのクルマの中で見つけた。
…車中で落としたライターを手探りで探してたら、助手席の下から偶然発見!
帰宅後に、母ちゃんに報告したら… ホメられました


さて、本題デス。
母ちゃんが、高校生のとき買ったギター『YAMAHA L-6』
母ちゃんは、地元の楽器店で、これを選んだ。
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それから38年・・・・
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いつの間にか、ペグ(弦を巻き上げる部品)が、緩んできていた。
弾いていると、だんだんと音程が狂う。
だけどあまり不便は感じずに、チューニングしいしい、使ってきたわけです。

最近、自分の新しいギターを買ったのをきっかけに、L-6のことも調べてみた。

L-6には、前期型と後期型がある。
前期型は、1975年から79年にかけて製作された。
トップ(前側)はエゾマツ、バック(裏側)はバリサンドル(?ハテ)の単板。
77年モデルまでは、「サイドも含めてオール単板仕様」という説もありました。
これに対し、後期型は「フロントのみ単板で、あとは合板…」なのだそうです。

以上の理由から、前期型は、コストパフォーマンスを求める中古市場で「それなりに」珍重されている様子…。
前期型の見分け方は、フレットのポジションマークが5フレット目から付いていること。
後期型は、3フレ目からなんですって)

↑…ざっと、こんな情報を得ました。
母ちゃんのL-6は、確かに5フレ目からマークが付いています。

以下、二人の会話。
 「母ちゃんのL-6は、なかなか良いものだったんだねぇ」
 「最初はモーリスの1.8万円のだった。高2の時に買い替えたのよ」
 「いいヤツを買ってもらえて、良かったね~♪」
「アルバイトして買ったのよ。自分で買ったの。
貴方とは違うんですっ!
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(…と、福田康夫 元首相みたいな発言…)
 「あっ。いや。そうだったんですか…。大変失礼しました

父ちゃんが高校生の頃に手に入れた「モーリスW-25」は、親に買ってもらったモノでした。

母ちゃんがアルバイトして買った「L-6」
そして、一部の方々には、それなりに珍重されているギター。
「これを、多少なりとも復活させてやろう」というキモチになって。
緩んだペグの交換を決意したのでした。

かと言って、値段の張るペグは買えません。
父ちゃんが、こっそりアマゾンに発注したのは、セットで2,000円余りの普及品。
… 実は、昨夜、作業をしました。

ペグの交換は、初めての体験です。
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まず、L-6から弦を外した。↑
次に、ペグを外していく。
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表側の六角ナットを緩めて外してから…
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裏の木ネジ(1本固定)を外す。(実際は右手で作業してます)
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こうやって、合計6個のペグを外しました。↑表側。
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↑そして裏側。
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新旧のペグ。古いペグは金色で「YAMAHA」の刻印があって、なんだか高級感があった。
今度買った「キクタニ」という会社のペグはシルバーで、無地。
L-6には、金色の方が似合うみたい。許せ、母ちゃん。

パーツを外してから、ボディを拭き上げる。
タオルに、今回買った「レモン・オイル」をちょっと含ませて、全体を拭きます。
多少、キレイになりました。

今度は、新しいペグを取り付けます。
旧ペグを外したときと逆の手順。キズを付けないように気を付けて。
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おお。超不器用の父ちゃんでも、なんとか取付けができました。

最後に、弦の張り替え。
今回買ったコンパウンド弦(エクストラ・ライトゲージ)を張ります。
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完成!! (写真は、一夜明けた、今朝の撮影ですが)

弾いてみました。弦が新しいので、音に「ハリ」と「きらびやかさ」があるのは当然。
ペグは安定しています。
旧ペグみたいに、すぐにチューニングが狂うことは、ないようです。

父ちゃんの「Headway」と一緒に弾いても、2台の音程はあっている。
キモチE!でした。

母ちゃんから、ねぎらいの御言葉を頂戴しました。
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我家の新旧ギター、そろい踏み
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後ろ姿も。

… 実は、もう1本、ふるーいのがあるんですけどネ。

追記します(^ ^)
L-6の素材、「ばりさんどる」ではなくて、「パリサンドル」の間違いでした。
お恥ずかしい~  (^_^;) モノシラズ