先日注文したCDが、今日届きました。
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
2002年 ベルリンでの録音
CD発注のきっかけは、音楽ふぁんさんにアンスネスのことを教えていただいたことです。
CDの録音時は…32歳ってことですね。(…若いですね)
夕食後に聴いてみました。
ピアノの音色がひんやり透明で、つららから滴る水のように美しい。
なんだか海のような、自然現象のような、雄大さを感じました。
(北欧の人、という先入観でしょうか??)
ベルリンフィルの伴奏は、
体力のある大きな人がゆったりと腹式呼吸をしているようで。
その人のお腹と胸が、大きく波打つようで。…聴き入りました。
うん。良いですね
第2楽章からは母ちゃんも隣りに来て、一緒に聴きました。
思い立って、ツィマーマン/カラヤンの第2楽章と聴き比べをしてみました。
ツィマーマンは1956年生まれのポーランド人。
このCD録音は1982年らしいので、この時(…えーと)26歳…(若いなぁ)
オーケストラは同じベルリンフィルだけど、違いますねぇ。
第2楽章の演奏時間は、アンスネスは6分8秒、ツィマーマンは7分11秒と、1分以上も違う。
けれど、どっちが早いとか、遅いとは感じませんでした。
アンスネスとツィマーマン。どっちが好きだった?
うーん。強いて言えば…ツィマーマンかなぁ??
アンスネスの方がずっとダイナミックだったよね~。
確かに。だけど、ツィマーマンのは、「オーケストラに負けないぞ~」っていう頑張りを感じて面白い。気のせいかもしれないけど。。。なんだか「上から目線」のエラそうなオケに、ピアニストが演奏で対抗している感じ。(ある種の”人間的”な緊張感が楽しい、という趣旨らしい)
ワシは、アンスネスは「北の海」っぽい雰囲気、ツィマーマンのは、重い緞帳がかかった劇場の雰囲気を感じた。
…素人夫婦の、他愛のない話です。
このあと、一緒にもう一曲。
これは1967年の録音です。
若いころは背伸びしてクラシック音楽を聴いておりましたが、
最近は愉しく聴くことができるようになってきましたよ。
いつまでたっても、詳しくはなれませんけれども。(^^ゞ
音楽ふぁんさん。ご教示ありがとうございました。(^_^)