どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

納車とリコール

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たーに借りたコミックス「鬼滅の刃」の第8巻

最近TVアニメをみて知った作品(そして、すごく好きになった作品)ですが…。

煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)という登場人物がカッコよくて。

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何度も読み返すたびに泣いておりまする。

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***

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8月8日(土)晴れ

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先日、通勤車:スズキ・ハスラーの「リコール通知」が届き、この日点検をうけた。

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指定工場の予約がなかなか取れなかったが、点検自体は30分程で終了したのでした。

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一方、14年18万キロ使ってきたマツダ・ベリーサ
車検は1年残ってるけど、彼方此方がだいぶ痛んできていて、そろそろ引退の時期。

次のクルマは新車も選択肢だったが、コロナ禍もあって、納車までは相当の期間がかかるらしい。地元近所のディーラーをまわって程度のよい中古車を物色し、決めたのは「トヨタシエンタ」2015年登録の5年落ち。走行距離59,000キロの、ほぼフル装備ハイブリッド車でした。
こちらの納車も8月8日(土)に決まり、この日の午後に受取りに行く旨、連絡していました。f:id:doinotouchan01:20200809214130j:plain

 

出発前、ベリーサと最後の記念写真

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長い間、本当にありがとうベリーサ。君のデザイン、とても好きだった。

***

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トヨタのディーラーには、古い(多分70年代の)カローラが展示されていた。

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懐かしい感じがした。

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冷たいカルピスも、おいしかったなぁ。

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今後、父ちゃんの通勤車はシエンタになり、ハスラーが母ちゃんのクルマになる。

ハイブリッド車を使うのは、初めてなのだ。中古車とは云え、楽しみタノシミ。

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8月9日(日)晴れ…暑い日でした。

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シエンタで、母ちゃんの両親のお墓の掃除に出かけた。

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毎年、お盆のお参りのときに、近所の人がお墓の掃除を済ませてくれている。

今年はその手を煩わせることがないように、先に掃除しておこうとして行ったのだけれど…。

すでにお墓周りは綺麗になっていたのでした。ありがたいことです。

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明日は、息子たちが帰宅する予定。

コロナ状況下、気を付けてお盆を過ごすことにしよう。 

世間のできごと、ウチの出来事

 

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梅雨は、とっくに明けた…んですよね。

 

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 ここ数日の出来事

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7月31日の朝刊一面。…李登輝さんが亡くなった。

台湾が、アジアの宝石みたいな国(あえて「国」といいます)になった大きな要素の一つに、李登輝さんの存在があったと思う。
台湾は、人間臭くて誇り高い国。「自由と民主と法治の価値」を共有する国。

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偉大な人生。ご冥福をお祈りします。

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大相撲七月場所は、元大関照ノ富士が優勝。

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怪我と病気で休場し続けたために「序二段」まで番付が落ちてからの復活。

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男らしい表情に、みているコチラの目頭が熱くなった。
朝ノ山関も魅力的だし、大相撲が再び面白くなりそうな予感をくれた場所でした。

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…プライベートのこと
8月2日(日)晴れ

何か月かぶりに、Gの家の草抜きに出かけた。

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これは作業前…。 1時間ほどの草を抜いたら、それなりに片付いたのでした。

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午後、用事があって実家に行ったとき、N兄に「ちょっと寄ってけ」といわれ。

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これをもろた。
真鍮製のインシュレータ。出所はN兄のパイオニア製DVD/SACDプレーヤー。
故障して処分するにあたり、足のパーツ(インシュレータ)を取り外したんだって。
重量感のあるしっかりした脚。底部はプチルゴムかな?
パワーアンプのインシュレータとして、試用してみようと思いたった。f:id:doinotouchan01:20200806213309j:plain

8月3日に使ってみましたよ。

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音は…変わった。

オーケストラの低弦音が、ちょっと恐怖映画のエフェクト的に鳴る。

コントラバスが軋むのですね(^^;)

響きが全体的にストイックな感じになり、音像もココロモチ小さくなった。

一言でいって「迫力はあるが、ふくよかさに欠ける」という印象。

でもね。これはこれで立派な音。

リチャードアレン(金八)が帰ってきたとき、このストイックさが良い方向に効くのではないかと、思われました。

***

 

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8月4日(火)も晴れ。早朝の空気はひんやりとしてキモチがよかった。

散歩の道沿いに、猫や

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カエルや、

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鳥たちがいた…

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この頃我家にはシュレーゲルのバビルはやってこなくなってしまったが…

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散歩から戻ると、ケヤキの枝に大きなシュレーゲルを見つけてウレシイ朝だった。

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8月6日(木)

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今日も暑くなりそうな朝。

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朝刊に桑田次郎さんの訃報

 

 

 

 

 

連休後半…「いってこいっ金八っ!(の箱)」

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今年の、特殊な7月4連休後半のこと…

間があいたけど、大事なイベントのことを書き残しておく。

「金八のエンクロージャ(箱)発送」のことです。

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連休最終日の7月26日(日)は「梅雨明け」を錯覚する晴れ…

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いつもより少し朝寝して散歩に出た

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今年はシラサギが多い気がする。…田んぼは、すでに稲穂が出始めている。

 ***

この日、長男のこたちゃんが1日だけ帰ってきた。乗ってきたバスはガラガラ…

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夕方にリチャードアレン(金八)のエンクロージャ発送

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畏ブロ友:こばさんが教えて下さった会社に、傷んだ箱の補修をお願いしたのです。f:id:doinotouchan01:20200729203155j:plain

金八箱を積んで往くよ、ヤマト運輸の家財宅急便車両が…

補修を依頼した会社(H社)はお忙しく、しばらくは「お預け」状態になりそうです。


金八不在中のリリーフ役として、前記事に書いたとおり休んでいたスピーカ:ウィーンアコースティクス社のモーツァルト・グランド(MG)を再設置した。

鳴らし始めて3日。だいぶ調子が出てきています。

***

MGが奏でる音楽・音場は、金八のそれよりもずっと現代的で客観的。
その音色は少しひんやりとしており(…MGだけを聴いていた頃は、ピアノ以外の楽器の音色で「ひんやり」を感じることは稀だったのですが…)
今は、交響曲の弦楽の重なりにも、どこかひんやり(=冷たいというのとは別)とした印象を持ちます。この「ひんやり」感は快感であり、その音場、奏でる音楽は、金八のそれと比べて「映像的」というか「彫刻的」です。

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例えば…この、アルゲリッチマイスキーシューベルトをMGで聴くと、ピアノとチェロを弾く演奏者が映像として感じられるのですが…
同じ音盤を金八で聴くと、そこにはピアノとチェロの音(=音楽)があって、人の姿は見えないのですね。

 

非常に金八ヒイキ的な言い方をすると、金八が鳴らす音は「純音楽的」な感じといえるのかも…。
調子がいいときの金八には、汲めども尽きぬ「音楽的エネルギー」があって、音楽する喜びに満ちて、嬉々として歌うようなのです。

その秘密は、父ちゃんはその「低音」にあると感じる。

表情も、感情(=音楽へのシンパシー)もある、そんな低音が鳴るのです。

MGの低音も引き締まっていて快感を呼び起こすものなのですが、強いて比べると、金八が出す低音は「天然もの」、MGのそれは「養殖もの」という感じが漂います。


しかし、金八には欠点もある。(これもMGとの比較において…)

大編成の曲の、フォルテの場面では「飽和感」「多少の濁り」を感じやすいことがあります。

 ***

こたちゃんは7月27日(月)の朝、大阪に帰った。

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庭のヤマボウシに「パンヤ」がいてくれたのは、カエル好きの父として嬉しかった。

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7月29日(水)

今朝、出勤前に聴いたMGの音色は、美音でした。

その音像定位は、中空に浮かび、そして踊るのです。f:id:doinotouchan01:20200729204148j:plain

今朝の音盤…「ビル・エバンストリオ with シンフォニー・オーケストラ」

弦楽がシューシューいいながら、空間を流れていく。

もう、非常に爽やかで涼やかなのですよ。

 

同じ音盤を聴くと、金八の音からは「体臭」を感じます。…音楽的フェロモン・体臭を持つスピーカ。それが金八なのだなぁと、感じた連休から今日までなのでした。

 

 

連休に…金八 発送準備

f:id:doinotouchan01:20200724105335j:plainコロナ禍がなかったら「東京オリムピック」が始まっていたはずの…4連休

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7月22日(水)

昨秋建て替えられた総合病院の、旧建物の取壊し工事は今春から始まっていた。

f:id:doinotouchan01:20200724105315j:plain「母屋」が解体されていく。思い出がある病院でした。

f:id:doinotouchan01:20200724105700j:plainこの夜の鹿島アントラーズは、また無得点で敗戦…。

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f:id:doinotouchan01:20200724105854j:plain7月23日(木)連休初日は曇りのち雨

f:id:doinotouchan01:20200724110055j:plain午前中、N兄に来てもらって、金八を分解した。

f:id:doinotouchan01:20200724110035j:plain箱を長野県の会社に送って、補修(補強)してもらうのだ。

f:id:doinotouchan01:20200724110159j:plainツィータも外して…。

f:id:doinotouchan01:20200724110224j:plain20㎝ユニットも外した。

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外した空のエンクロージャ。あさって、宅配業者に引取りに来てもらう予定。

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金八不在の間は、モーツァルト・グランド(MG)に再登板してもらう。

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約6か月ぶりの音楽再生。少しひんやりとした美音を奏でてくれた。

久しぶりに歌うMGが「本調子」ではないことはわかっているのですが、音楽の説得力の点での金八の良さを、再認識したのでした。

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7月24日(金)霧と淡い日差しの朝

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蓮池に行ってみた。

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午前6時を過ぎて、もう蓮の花は閉じ始めていた。

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家に戻ると、ライラックの葉にシュレーゲル・アオガエル。

このヒトは「バビル」とは別人。たぶん、前にヒイラギモクセイの枝に居た彼だ。

あの時、あたまの中で「ジャングル大帝」が鳴り響いたから、このヒトの名は「パンヤ」さんにしよう。

 

 

週末の出来事たち

母ちゃんのクルマ「マツダ・ベリーサ」は2006年車

f:id:doinotouchan01:20200720145347j:plain父ちゃんが「通勤用」に使っていたが、5年前にハスラーと交代して、今は母ちゃん車になっている。

長年の屋根なし駐車で塗装が痛んでる。

走行距離は18万キロに迫って…つまりは、だいぶクタビれてきてるのです。

車検はあと1年ほど残ってるが、程度のよい中古車と替えることにしました。

ベリーサさん、これまでありがとう。

もう少しの間、頑張ってください。

f:id:doinotouchan01:20200720145427j:plain7月18日(土)雨

f:id:doinotouchan01:20200720145450j:plainバビル(1号)は今日もライラックに来た。

f:id:doinotouchan01:20200720145515j:plain18日で、あの事件から1年…。失われたものは戻らないのです。

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中古車購入の契約にベリーサで販売店に向かう途上、信号待ちしていると大雨になった。雨粒が屋根を叩く音、ワイパーが水を拭く音…。

 

「納車」はお盆前(8月10日前)になるそうだ。中古車でも「その日」がとても楽しみ。

 

この日のホームゲームで、鹿島アントラーズはリーグ戦初勝利(というより、今年の公式戦での初勝利)!

でした。

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7月19日(土)

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未明に雨が上がり、朝食前に散歩。田んぼの緑が最盛期を迎えてる。

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近所の家の前の百合にシュレーゲルが2匹。かわいいな。

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この日は我家にとっての大きなイベントがあった。

次男のたーが、入籍することになった。「Mちゃん」と結婚するのだ。

この日、Mちゃんのご両親も我家に来訪し、入籍届に署名した。

そのあと、たーとMちゃんと両方の親の6人で晩飯を食うことになっていた。

イベントは滞りなく、かつ楽しく進んだ。食事も美味しかった。

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7月20日(月)

今日、父ちゃんは仕事を休んだ。たーを連れて実家の母に会いにいった。

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コロナの件があるので、短時間のあいさつ。

母は喜んでくれました。たーは、ばあちゃん孝行した。

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この箱はいつか見たはこ

7月11日(土)は青空がのぞいた

f:id:doinotouchan01:20200713123117j:plainライラックの鉢に、「シュレーゲルのバビルが」…と思ったらf:id:doinotouchan01:20200713123202j:plain

2人いる! 強い南風に煽られて、そろってゆらゆら揺れていた。

体長はほぼ同じで、目視3㎝くらい。そしてセナから脚にかけての斑点も類似。

コヤツら、兄弟(or姉妹)なのか?それとも従兄弟?

いずれにしても、ウレシイサプライズでした。

名前は、今んトコどっちも「バビル」にしておこう。

***

さて、リチャードアレン=金八さんのこと。 

この日午前、N兄が来訪

今月下旬に補修依頼先の長野県の会社に、金八の箱(エンクロージャ)を送ることになっていて。

その際に同梱する金八のツィータユニット:DT-30を収め、保護する箱を、N兄が探してくれていたのだ。f:id:doinotouchan01:20200713123345j:plain

おお。こういう箱。日本総代理店の「バルコム」のシールが懐かしい。

ユニオンジャックがカッコイイなぁ。

白字の箱に朱めいた赤色のロゴから、イングランドっぽさが薫りたつでは、あ~りませんか。

f:id:doinotouchan01:20200713123600j:plain箱を開けると、輸入品っぽい作りの保護スポンジと、そして説明書。

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チープ、しかしアジのある一枚紙の説明書である。

f:id:doinotouchan01:20200713123704j:plain裏側。

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箱のサイドに誇り高げな「Made in Britain」表示。

この箱を入手できただけで、チョーウレシイ。

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今、父ちゃんがタクラんでいる「金八補完計画」は、↓こーなってるルルルル…

①経年で傷んでいる箱の角の補修&突板の貼替え

②フロントバッフルを固定する木ネジの受け部分の補強

③フロントバッフルに付いているネジ穴跡の補修

④ツィータスタンドの新調

 

特に④については、ツィータの中央設置と2本の8インチユニット(ウーファーとフルレンジ)との出音の時間差合わせが、楽に正確にできるように、スタンドの形状を工夫してもらうことになっている。

今年の夏の盛りが過ぎる頃には、金八の箱が帰ってきて、新たな音楽再生の物語が始まるであろう…。

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楽しみ・楽しみ。

 

彼の名はバビル…グスタフを継ぐ者なり

f:id:doinotouchan01:20200710210709j:plain7月10日(金)朝は曇り

f:id:doinotouchan01:20200710210731j:plain朝刊の文化欄は「映画」。先週の観客動員上位3作品は、みんな宮崎駿のだ。

***

f:id:doinotouchan01:20200710210840j:plainさて。シイノキの木陰に置いた鉢植ライラックにやってくるシュレーゲル・アオガエル

体長3㎝弱のまだ若い個体

f:id:doinotouchan01:20200710210914j:plain「彼」であることは、背中から左足にかけての「黄色い斑点」を目印に識別できる

***

f:id:doinotouchan01:20200710210954j:plain昨年まで父ちゃん家に来ていた大型のシュレーゲルには「グスタフ」と名付けてた。

名づけの理由は、その響きが大仰で大きそうな感じがしたから。

実は、今思うと、チョと恥ずかしかったりする。

でも、何度もブログ記事にしている間に、グスタフの名は自分の中で定着していた。

グスタフが大好きになっていた。

***

そのグスタフは、去年死んだのだった。

f:id:doinotouchan01:20200710211040j:plain死後間もない、面影を残す骸(むくろ)を、門扉前で見つけた。

それは母親が急病で入院して手術を受けた時期で、グスタフは、母の身代わりになってくれたのだと、父ちゃんや姉は感じた。

母の手術は成功し、無事に退院したのだった。

*** 

グスタフは、母の身代わりになってくれただけではなかった。

父ちゃんを励ましてくれる存在でもあった。

ヒイラギモクセイの枝を定位置にして、知性と愛嬌を兼ね備えた風貌で風に吹かれる姿は、仕事がツラくて仕方がなかった「ある時期」の父ちゃんの、慰めになっていたのだった。f:id:doinotouchan01:20200710211202j:plain「グスタフにはココロがある」

…そのココロのどこかが自分と繋がってる…という(コドモっぽい)感覚もあった。

f:id:doinotouchan01:20200710211236j:plainさて。

グスタフは死んでしまったが、今年も我家にシュレーゲルが来てほしい。

父ちゃんは強く強くそう願って、日々、庭を探し回っていた。f:id:doinotouchan01:20200710211316j:plainとある平日の雨あがりの朝早く…

「彼」は生垣に居た。

背中と足に黄色い斑点がある若いシュレーゲル。

彼は、今年の母ちゃんの誕生日に作ったライラックの鉢に、2日おきくらいにやってきては、昼間を過ごすようなった。

父ちゃんは、うれしくてうれしくてたまらなかった。

f:id:doinotouchan01:20200710211406j:plain先日のグスタフの命日(6月20日)に、彼は拙宅に来た母とも面会した。

 ***

この、今年からのシュレーゲル(彼)にも名前を付けよう…ということになって。

「バビル」になった。

この案を出したのは、次男のたー。(最初は「バベル」だったけど)

多分、グスタフの「2世」という意味と、マンガの「バビル(2世)」を掛けたのだろうと思う。(違うかな?)

バビルも、グスタフ並みに大きくなってほしい。

それには、これから多分何年もかかるだろう。

交通事故にあったり、蛇に喰われたりしないように気をつけておくれ、バビル。

 

現状の悩みは…

ライラックの鉢植えを、シイノキの下から動かせなくなってしまったこと。

だって、ここは、バビルが憩う場所だから

***

追伸:

今日7月10日の朝、ヒイラギモクセイにバビルより少し大きなシュレーゲルがいた。

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表情に貫禄がある。

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母ちゃんと眺めながら、心の中では「ジャングル大帝」のテーマ曲が鳴り響いてた。

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