どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

出涙率100%の…

11月になってから、暖かい毎日です。

11月3日(金)文化の日は晴れた。この日、思い切って…

…5年くらいぶりに障子張り替えをした。家が歪んでるせいで障子の取外しとはめ込みに苦労した。次に張り替えるのは、数年後のリフォーム時か…と思った。

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11月4日(土)晴れ

母ちゃんが買い物してる間に「ゴジラー1.0」を観た。敗戦直後の日本に現れたゴジラを、戦争体験を持つ人々が乏しい火力で撃退する。「いったいどうやって…?」と思っていたが、期待以上の説得力があった。俳優さんたち、よかった。子役の泣き声がものすごく痛々しくて辛かった(良い演技という意味です)。褒めるところが多い映画だけど、ゴジラのシビれるようなカッコよさは、不足していたかもしれない…。

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11月5日(日)晴れ

朝の日曜美術館で「正倉院展」のことを取り上げてた。紹介されるたびに「行きたいな、来年こそは行けるかな」と思う。

聖武天皇が着用された袈裟(糞掃衣)や、

螺鈿の鏡。

東大寺初代別当の良弁のことも。

良弁さんはこんな顔…。肖像画を初めてみた。

良弁の力強い署名。紙からはみ出している。

彫像も…。初めてみた。良弁と云えば必ず「火の鳥 鳳凰編」を想う。

隻腕、隻眼の弟子:我王を連れて東大寺建立の勧進の旅をする良弁。

師から彫刻の才能を見出される我王。ほかにも、茜丸が観音像を彫る場面とか、我王が押込められた地下牢の壁に仏像群を作る場面とか、珠玉のようなシーンが続く。涙。

もうひと泣きしちゃおうか…と、書棚から出した「風の谷のナウシカ第3巻」。1984年の同名アニメ映画の原作。40年近くも前に出版された大変な重量級作品。

3巻後半の「サパタの戦い」は、もう読む度に顔がグシャグシャになる。

クシャナナウシカも堪らん程に魅力的。でも、クシャナの方が素敵かな。

この、「勇敢な少女を見すてては装甲兵の名折れ。ナウシカ殿を援護します!」。ホントにたまらない。声出して読んだら涙声になる。涙腺が弱くなっているのは確かだけど、このシーンは若い頃から泣いてたよ。

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暖かいせいか、「楽園」のショウガの花の芳香が、また強くなっている。

立派なシュレーゲルが2匹。冬眠の時期を間違えそうで、父ちゃんはちょっと心配