今年は庭のヤマボウシが調子よくて、ピンクの花が多く咲いた。
いつもは咲かない幹も、2輪だけ白い花を付けた。
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What do you do in your free time?
って、言うそうだ。英語で相手の趣味を訊ねるときには。
(この書き出しは、前にもやった気がする‥)
私の趣味は一応「オーディオ」なんですね。
しかし、実は最近オーディオ趣味にはあまり熱が上がらないのです。
そりゃ、音楽は毎日聴く。朝、夜あわせて毎日2時間前後は聴いている。
でも、音質改善のための行動や、新しい音盤採集へのエネルギーの掛け方は、あきらかに下がっている。
原因を考えても仕方がないけど、コロナによる閉塞感とか、身近にいた人の急逝だとか…のせいかも知れない。なにか、心の底にある「精神の泉」…みたいなものが、枯れてはいないが、詰まってしまってる感じがする。
そんな、エネルギーが湧かないこの頃のフリータイム(無為時間)の過ごし方の一つは、ネトフリやアマプラでアニメを見ることです。
ここ数年のスパンでは「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」「鬼滅の刃」などがよかった。これらの出来はホンマに「スーパー」でしたが…
最近の、「精神オクタン価が下がってる私」が観てきたプログラムについて。
①「ハイキュー!」
YouTube動画で評価されているのを見て、遅ればせながら全シリーズを観た。
高校バレーボール部を舞台したスポーツアニメで、ここには「巨人の星」っぽい非現実なプレーは登場しない。なんらかの挫折や劣等感を抱えた選手たちが、努力し、お互いを認めあって成長して、強豪校との試合で成果を出していく。
ブロックやサービスエースを成功させた選手がガッツポーズする姿には、スポーツ音痴の還暦オジサンをもこみ上げさせるものがあった。
これは楽しめた。
②「不滅のあなたへ」
このアニメは、今NHK(地上波)で放送中なんですって。知らなんだ。
京アニが映画化した「聲の形」の原作者:大今良時作品のアニメ化。父ちゃんは、今はまだ第3話までしか観ていない。
創造主(ゴッド)或いは、高度な地球外生命体を連想させる"存在"が、あらゆるモノに変化できる球体を世に放つ。球体は草原で石ころになった後、苔になり(この間、どのくらいの時間が経過したのだろう?)、やがて草原を通りかかったオオカミに変化する。その後、そのオオカミの姿で、雪原の廃村で暮らす孤独な少年と出会い…
アニメに登場するこの少年には、手塚先生的、或いは虫プロ作品的な感じがある。
このアニメはとにかく濃いぃ。一話を見終えると疲れていることに気が付く。でも、ものすごく面白い。
③「スーパー・カブ」
他の方のブログ記事で紹介されていましてね。第1話で、グワシっと心をつかまれた。
事情あって、山梨県北杜市のアパートで一人暮らしの女子高生「小熊」が主人公。
その孤独な毎日が、中古のスーパー・カブを手に入れることで変わっていく様子が心に沁み込んでくる。
音楽はドビュッシーやショパンのピアノ曲で、これも非常にここちよい。
第4話までの、静かな、しかし珠玉のような世界。無料公開になっている最新の第5話で、実はちょいと、初めての違和感を感じた。(でも次に期待)
これね、このアニメは本当に気に入ってしまって。原作小説もあるらしいのですが、コミックスの方(第1巻)を買って読みました。コミックスの巻末には原作小説の作家さんによるオリジナル短編小説も載っていたのだけど。
正直な感想を申し上げますと。…アニメが一番いい感じですね。
④「呪術廻戦」
世間では、「鬼滅」に続くスーパーな作品…との評判みたい…ですが。
どうも、ね。父ちゃんの好みにはイマイチなんですよね~。
ちょっと陰残すぎるし、わかり易いカッコよさはあるが、(例えば「鬼滅」みたいな)美しさ成分が少ない。
特に、呪術学校東西対抗戦みたいなエピソードから、入り込みにくくなって、ここんとこしばらくは、見ていません。
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この週末、姉を招いて過ごしています。
今朝の散歩。雨だけど風がないので、傘さして楽しく歩けました。
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満60歳になって、社会的な「お気楽さ」は明らかに増している。
日々を楽しく過ごしたい。休日が過ぎ去ることを悲しまないようになりたい。
最近買った音盤。
亡くなったこばさんの定番だったとのこと、LE8Tさんに教えていただいた。
暖かい録音でした。