どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

ロンドン旅行 第4日(1)ミサと和食ランチ

9月22日(日)曇りのち雨

6時過ぎに起床。弱い雨が降っています。

朝食。

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部屋に戻る途中、エレベータホールで茶色いパンツスーツ姿の黒人女性に会いました。

「私はこのホテルのマネージャーです。快適にお過ごしですか?」って訊かれた。

「イエス、快適に楽しく過ごしてますよ」

「それはよかった。この次、お客様がここに来られるときには、当ホテルはリニューアルしてます」

とのことでした。

う~ん。確かに建物や設備は古くなってきてるけど。

「映画 けいおん!」の聖地巡りをしたいオタクさんにはバッドニュース。

ホテルアイビスに泊まろうとしてる皆さんは、お急ぎください。

 

さて。今日の目的地は、この旅行で絶対行こうと思ってたところ。

ウェストミンスター大聖堂(カトリック)」の日曜ミサです。

このミサでは素晴らしい合唱があって、誰でも入場が許されている…とのこと。

合唱のあるミサの開始時刻は10:30。出発時刻は9時過ぎ頃を想定。

f:id:doinotouchan01:20190927143008j:plainそれまで傘をさして墓地散歩。雨もいい。

ここは本当にいい場所だなぁ。

f:id:doinotouchan01:20190927143312j:plain雨上がりの道を、停留所まで歩く。

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f:id:doinotouchan01:20190927143611j:plain211番路線のバスに乗っていく。

f:id:doinotouchan01:20190927143639j:plain到着します。

f:id:doinotouchan01:20190927143718j:plain帽子をとって、静かに堂内に入ると、ミサが行われていた。

これは多分、この日の最初のミサ。10:30開始のミサは第2回目と思います。

f:id:doinotouchan01:20190927143837j:plain大聖堂は外観も凄いけど、中は更に荘厳で美しい。

空中に浮かんだような巨大な十字架にイエスが架けられている。

エヴァンゲリオンここからイメージをとったかな?って思った。

1回目のミサでは、教会の人のリードで信者さんたちが歌を歌ってた。

これも素晴らしいコーラスでした。

f:id:doinotouchan01:20190927144110j:plain儀式後、堂内の写真を撮りつつ、

f:id:doinotouchan01:20190927144203j:plainお布施を払って、キャンドルを(2つ)付けた。

f:id:doinotouchan01:20190927144226j:plain亡くなった家族の冥福を祈りました。(お彼岸だしね)

f:id:doinotouchan01:20190927144307j:plain素晴らしい装飾(のひとつ)。

10:30から2回目のミサが開始。

この時は祭壇に近い席に座りました。

少年を含む合唱隊がしずしずと進み、祭壇奥の高いドームに陣取ります。

厳かなオルガンの音色が鳴りわたり、リーダーの歌唱に従って合唱隊が歌う。

コール&レスポンス。

JAZZや黒人霊歌などで典型的な感じがするこの形式は、カトリックの音楽にルーツがあったのかなぁって感じた。

しかしこの音は『極美』です。ドームの中で醸される絶妙のエコー。しかし音は濁ることなく、人の声が明瞭に届く。

英国(および欧州)のオーディオ機器、特にスピーカーが優れているのは、こんな音(音楽)を千年以上も聴き続けてきたからなのでしょう。

 

合唱隊だけでなく、信者席の人々が一緒になっての讃美歌もありました。

後ろの席の女性(年配の方です)の声が、なんともいえずよいのですね。

枯れていながら、やさしさにあふれた声。心にじーんと沁みてくる声。

途中、「今日この場で出会えたことをお互いに感謝しましょう。隣人と握手を」ということになり、後ろの女性と握手しました。

母ちゃんともども「あなたの声を感動しながら聴いていました。素晴らしいですね」と言いました。

女性は恥ずかしそうにしながらも「逢えてうれしいわ」と言ってくれた。

来てよかったなぁ。

f:id:doinotouchan01:20190927145130j:plain12時前にミサが終わり、みなが教会を出る。

f:id:doinotouchan01:20190927145234j:plain教会の前は、こんな現代的なビジネスの場です。

さぁ、腹が減った。昼飯に行こう!

f:id:doinotouchan01:20190927145322j:plain教会前の停留所からバスに乗り、SOHO地区に向かいます。

f:id:doinotouchan01:20190927145424j:plain今日のランチは、評判の良い和食レストラン「eat東京」。

f:id:doinotouchan01:20190927145540j:plain母ちゃんは味噌ラーメン。(写真撮影前に取り分けしてしまった)

f:id:doinotouchan01:20190927145603j:plain父ちゃんは「まんぷく寿司」。サーモンが多いですが、ちゃんと「寿司」してます。

やはり、日本人経営のお店ですね。

f:id:doinotouchan01:20190927145805j:plainパリで食べた和食よりも値段は安く、味も良いと思った。

店内はアジア系のお客様が多く、繁盛してました。

我々が店を出たときは、行列ができてた。

 

今日はこの後、近くの某ティールームで「クリーム・ティ」をするつもりでした。

ガイドブックで調べてたその店に行くと、

「2階のティールームは、今年止めたのよ。別のXXXの方でやってるわ」

っていう女性店員さんの説明。がっかりしたけど、お腹一杯だし今日の「クリームティ」は中止にしました。

f:id:doinotouchan01:20190927150225j:plainSOHOの街を歩いていると再び雨が降り始めた。

f:id:doinotouchan01:20190927150314j:plain中華街を抜ける頃には本降りになってきた。

f:id:doinotouchan01:20190927150340j:plainトラファルガー広場付近の停留所からバスで、次の目的地「TATE BRITAIN」に向かうことにしました。f:id:doinotouchan01:20191022105550j:plain

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閑話休題

ロンドンで「ウェストミンスター」というと英国国教会の方が有名ですが、こちらは英国のカトリックの総本山です。

(…って、ついこの間知った知識をひけらかしています)

あとからWEBで調べたのですが、この合唱団はCDも出しているプロなのですね。

素晴らしい体験ができました。

付き合ってくれた母ちゃんにもお礼を言いました。

母ちゃんも「連れてきてくれてありがとう」って言ってくれました。

 

昼飯を食べた「eat東京」の伝票には、サービス料が書かれていません。

普通は10~15%くらいチップを払うのでしょうが、ここは日本式のレストラン。

経営者も日本人ということで日本式にチップ無しで出てきました。

ちょいと、悩みましたけどね。