5月19日(月)旅の二日目は晴れ



毎日の朝食には宍道湖産のシジミを使った味噌汁が出る。旨かった。

今日は車で出雲方面へ向かう予定。予約時刻まで近場を散歩。天神川沿いを下り…

白潟天満宮

松の木陰が涼しかった。

午前9時、レンタカーで出発。ホントはね。宍道湖の北岸を走る「一畑電車」や路線バスを乗り継いで回りたかったんだけど、バス本数が少なくて目的地は回り切れないことがわかった。断腸の思いでクルマにしたのです。(先々でのビールが楽しめなくなっちまうし…)

とは言え、宍道湖北岸の道も景色よし。楽しい(^^♪

松江市街越しのうっすらとしたシルエットは、大山だろうか…


青く穏やかな海、綺麗な砂浜。ここは古事記、日本書紀に記される国譲り神話の舞台であり、全国八百万の神々が出雲に集まる時に上陸される浜でもある。

お参りを済ませてから

さざ波寄せる浜から御砂をいただき(これは出雲大社に持参するのです)…

1㎞ほど離れた出雲大社まで歩いていく。けっこう日差しが強くて暑い。

途中にある出雲阿国の墓にお参り。

出雲大社に到着。

広大な境内、長い参道を辿り


拝殿前にたどりついた。手と口をすすぎ、参拝。

拝殿の左手に超巨大な日の丸が翻っていた。


本殿裏手にある素鵞社(そがのやしろ)の横。稲佐の浜から持参した濡れた御砂を箱にもどし、そこから別の御砂をいただいていく。帰ったら、母に少しあげよう。

涼しい、ありがたい木陰の道をたどって

有名な巨大注連縄がかけられている神楽殿もお参り。

腹が減った。出雲そばの店「八雲」に入った。

母ちゃんは「とろろ」「卵黄」がのった出雲そば。ネバネバした物が苦手なワシは普通の蕎麦とぜんざいのセット。ちなみにぜんざい発祥の地は出雲大社なのだそうで…
出雲大社がぜんざいの発祥の地と言われるのは、旧暦10月(神在月)に全国の八百万の神々が集まる「神在祭」の際に、神に捧げられた「神在餅(じんざいもち)」がその起源であるからです。この「神在餅」が、出雲弁で訛って「ずんざい」、さらに「ぜんざい」へと変化したと考えられています。

お餅が一つ入ったぜんざいは凄く美味かった。母ちゃんにもあげた(#^.^#)
再び1㎞ほど歩いて稲佐の浜の駐車場へ。

隣りに四国ナンバーの「Nissan Be-1」が停まってた。「おお珍しい。バブル時代の象徴みたいなクルマだよ~」と大きな声で言ったら、ちょうどオーナーさんが戻ってきて「お好きですか~?」って満更でもなさそうな様子で去っていった。エンジン音、でかかった(^-^;
つぎの目的地は、ここから8㎞ほど離れた日御碕神社。起伏の激しいワインディングロードだったが、左側に広がる日本海は、薄く靄がかかり青く穏やかで素晴らしい景色だった。クルマを借りてきてよかった…と思った(写真は撮れないけどね。あと。ビールも飲めないけどね)

秘境のような立地の日御碕神社は、意外なほどな華やかさ。祭神は「天照大神」と「素戔嗚尊」の姉弟神。ここにはヘルン先生も訪れている。

アマテラスの拝殿と

スサノオの拝殿。お参りを済ませ、500m離れた日御碕灯台へ向かった。

石造の灯台では日本最大とのこと。光を浴びて輝いていた。美しい灯台だった。

眼下の日本海は真青。波の音が静かに響く。付近は芳香を放つ花が咲いて、なんだか別世界だった。

つぎに目指したのは「須佐神社」。同じ出雲市内ながら日御碕から車で50分くらいかかる。スサノオノミコトと、八岐大蛇神話に出てくるクシナダヒメの夫妻が祀られていて、二柱の神の御子孫が社を守ってきている…とのこと。


瀬戸龍介のアルバム「五六七(みろく)」の「スサノオノミコト」が好きなので、この神社には参りたかった。

須佐神社の真向かいに「天照社」があった。姉と弟は仲が良くない…と思っていたが、弟コンプレックスのお姉さんだったんだろうか。

駐車場、隣りのクルマのナンバープレート。ヤマタノオロチの絵柄がかっちょいい。

ここから戻る。途中の道は本当に綺麗だった。山間の集落の屋根瓦はバタースカッチ味「チェルシー」色の美しい石州瓦で統一されていて、田圃も手塩にかけられた可愛らしさにあふれてた。もう一度通りたい。

宍道湖の南岸を走り、予定時刻より早めに返却。


揚げたてのドーナツはトリュフの香りがして、甘くてしょっぱかった(オイシイヨ)

ひとっ風呂浴びて夕暮散歩に出た。いやね、宍道湖畔で夕日を眺めようという趣向。

宍道湖そばのセブンでビールを調達して

島根県立美術館前の芝生広場へ

何十人かの観光客や地元高校生カップルなどが夕日を眺めてた。ワシらも座り、ビール開けた。

遊覧船がいく。いいね、ちょっとうらやましい。

どんどん、沈んでいく。

哀しい伝説のある「嫁が島」も見える。

沈む。

遠くの山に沈むのを見届けてから戻る。

途中にある居酒屋。ホテルのフロントの若い担当者が勧めてくれた店で夕食+晩酌。


料理の値段は手頃、地酒もおいしい。冷と熱燗を飲んでいい気持になった。

ほろ酔いで部屋に戻り、就寝。この日いただいた御朱印はこんな、です。

右、出雲大社。左、日御碕神社。

そして、須佐神社。
明日は境港に行きます。…のんびり、続きます。