
さて・次の旅行先は山陰と思ってた…

「山陰」で連想した「小泉八雲」。八雲といえば松江か…。となって何冊か読んだ。

改めて読むと、「耳なし芳一」「雪女」だけでなく、どの作品も日本の伝統文化、日本人の心の細やかさへの深い理解を感じさせるものだった。

本で知ったこと。八雲の松江在住は一年と少しと、長いものではなかった(ずっと松江で過ごしたと思いこんでた)。米国の雑誌記者を辞め、松江の中学校で教鞭をとっていた。

松江士族出の妻:セツとの細やかな交情(ラブラブ(^^♡)には涙が出そうになる…。愛する松江だったが、冬が彼には寒すぎたのと、大切なセツさんの家族を余裕をもって養うため、より高給を取れる仕事として熊本高等中学(現熊本大学)に赴任することになる。

これは晩年の東京帝国大学における講義を訳した本。今読んでも全く古さを感じない。豊かな文学知識と知見だけでなく、これからの「日本文学」を担う明治の学生たちへの配慮と愛情、親切さが伝わる素晴らしいもの。お雇い外国人を削減する政府方針によって罷免された後を任された講師陣の一人:夏目漱石が、ヘルン先生(八雲)の偉大さに強烈なストレスを受けて、神経を(再び)病んでしまったエピソードに、不謹慎ながら可愛らしさを感じてしまった。(この一連の講義記録は、受講学生が残した筆記ノートが元になっているとのこと(感動的!))

「別冊太陽」豊富で美しい写真と文章に、この書籍の購入欲をかきたてられた(;^ω^)

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5月18日(日)出発の朝

朝刊記事、第三位は「巨人の星」だったか…

留守に備え、出発の朝に植木鉢を日陰(直射にあたりにくい場所)に移した。

裏庭の小さな薔薇の枝が折れてしまい、一輪挿しにした。かえって来る頃に開いていることを期待しながら…出発なのだ。

@羽田空港。最初はね、東京駅から寝台特急「サンライズ出雲」に乗りたかったんだけど、ツイン個室の切符が取れず、飛行機にしたのだった。

17:00前に米子鬼太郎空港に着陸(^^)/


空港から200mほどのJR境線「米子空港駅」は単線の小さな駅。シイノキの花の春らしい匂いがいっぱいだった。

愛称は「べとべとさん駅」。観光客らしき妙齢の女性が、目的地までの乗継方法を地元女子高生(?)に尋ねると、「私も行きますから一緒に行きましょう!」と、親切な対応をしてて感心してしまったワシなのだった。

来た来た。鬼太郎ラッピングの2両編成。先頭が目玉おやじで、2両目が…

猫娘!嬉し。

天井まで、こーですから…(^_-)-☆。古い扇風機もよろし。

米子駅でJR山陰本線に乗換。跨線橋あたりで大山が見えないか期待したがダメだった。


段々と西の空は暮れ色。

松江駅に到着したのは19:00ちょっと過ぎ。

ホテルチェックインを済ませ、晩飯+晩酌に出発。日曜はお休みの店が多かった。

ビールはどこで飲んでも旨いのだった。この後ホテルの大浴場にゆっくり浸かって就寝したのだ。
…ゆっくり、続きます。