少し 長くなります…
昨年末、スピーカーの買い替えをしました。
予算の上限は、思い切って「50万円」として、
秋葉原でいくつかのスピーカーを試聴しましたが、決定に至りませんでした。
結局、年末のギリギリになって、
中古のウィーン(ヴィエナ)アコースティック社 モーツアルトグランド(MG)に出会い、購入しました。
以上のことは、すでに本ブログで書いたことです (^_^;)
以下は、MGを購入した際のことです。
オーディオ店「AU」では、
新品だったら予算オーバーになる中古スピーカーを父ちゃんにも「手が届く」ものとして試聴しました。
(楽しかった…)
試聴したのは たしか・・・・
B&W 801
TANNY スターリング
TANNOY DC8T
DALI HERICON400
などなど…、他にもいくつか
AUの店長さん(紳士的でソフト話し方の人でした)が、父ちゃんに助言してくれました。
お客様の使っているアンプは、マランツPM15S1でしたね?
はい。そうですよ。
良いアンプですが、試聴したスピーカーを鳴らすにはちょっと力不足です。
・・・・。
間もなく、買ったスピーカーが実力を出し切れていないことは、確実に感じられると思いますよ。
・・・・。
近くアンプのグレードアップ予定があればよいのですが、そうでなければ欲求不満になると思います。
そのとき、『スピーカーが実力を出していない』とはどういうことか、
父ちゃんにはよくわかりませんでした。
結局、最後に試聴したMGの音・たたずまいが(値段も)気に入り、
購入を決めたのですが、そのときのやりとり。
MGはマランツPM15S1でも充分に鳴らせますか?
ご試聴いただいた中では鳴らしやすいスピーカーです。
今お使いのパイオニアのスピーカーでは聴こえなかった音と音楽が聴こえると思いますよ。おそらく、びっくりされると思いますよ。
(↑大切にしていた「パイオニアS922Ⅱ」には悪いけれど、これ、事実でした)
この店長さんとのやりとりは印象深く、父ちゃんの潜在意識に残っていたんですね。
オーディオは、その日その日の機械と聴き手の調子によって、鳴り方・聴こえ方が変わります。
キレイな音楽をらくらくと鳴らす日もありますが、
なんだか、天井の低い部屋かプラスティックケースか何かの中で、
息苦しく鳴っているように感じられる日もあります。
こんなとき
「アンプが良いものなら、MGはもっと美しい歌を歌うのでは??」
と思うようになったのです。
これまで、電源ケーブルやスピーカーケーブルの交換、接点の清掃、インシュレーターの設置など
素人の父ちゃんとしてできることはやってきました。
今のままでも、爽やかで良い音だと思っています。が、
MGが、今よりもっと綺麗な、魂のこもった音で、
空気感や熱気のようなものを再現してくれるように、アンプをグレードアップしたいのです。
…というわけで、前回書いた記事の続きです。
現時点で、購入候補は3つ。
① 現代的な音に軸足を置けば LUXMAN L505uX
今のマランツの良さを残しつつ、艶っぽさが加わるという感じかな?
②伝統のデザインで物欲を刺激する マッキントッシュMA6300の中古
リラさんによれば音質は「濃厚」だそうです。今までとガラっと変わる可能性が、期待と恐れを呼びます。
③上記①②の中間的存在として LUXMAN L-305
シビアな聴き方から半歩さがって音楽に浸るというイメージがあるような気がする。
そういう意味では「中間」ではなくて、三角形の別の頂点かも。
今、実は③のL-305に傾いております。
ご意見・ご助言をいただけるとウレシイです。