

バッフルを外して、新聞紙で埃除けしたエンクロージャである。外したバッフルは今、職人Oさんの工房に行っているところ。

7月5日(土)N兄に持ってきてもらったRichard Allan ATLAS12、今はオーディオラックの上に伏せて置き、取付けに備えてエイジングする毎日を送っている。

はだかのウーファーユニットだから低音と高音は聴こえないが、エアコンかけた部屋で、モーツァルトの室内楽やバッハの無伴奏チェロ組曲、或いはジョン・ルイスのピアノ演奏などかけて本を読むと、どことなく涼しさも感じさせてくれて、なかなか良い。他には、以前ブロ友のNOVさんからもらった「バーンイン・トーン(15分)」が入ったCDをかけたりもしている。
バッフル板製作については、長野のOさんからメール連絡があって「今週、中ごろに作業に入れそう」とのことで、思っていたよりも早く完成・到着する可能性がある。凄く楽しみなのであるが…。ショックな出来事があったのである…
既存バッフル板は少なくとも45年以上前の品。板材は木材チップ圧縮材…。先週、Oさんが工房に届いた包みを開梱したところ、


↑バッフル裏面に亀裂と、若干の折れ曲がりがあった、との連絡。写真も添付。最初は「カッ」と頭に血がのぼった。運送中の扱いに問題が(!)…瞬間そう思ったのだ。

しかし、少し落ち着いて考えてみると。プチプチでグルグル巻きにした後、ワシがかけた「段ボール梱包中の圧力」に、あるいは原因があったのかも知れぬ…とも、思われた。元来が経年劣化すると脆くなりやすい素材・材質でもある。あの頃(70年代前半)の国産メーカー品のスピーカーでも劣化してボロボロになった箱を見かけることがある。よって、運送業者の責任を問い難い部分もコレ有で、悩んだあげく、クレームすることは止めたのだった。
そんな中、Oさんから「亀裂範囲は大きいが、接着剤を浸透させて圧着すれば性能的には殆ど問題はないと思われる。幸い表側に亀裂は発生していない。この補修にかかる時間はわずかであるから無償で結構。新しいバッフルと同時に届ける」とのご連絡。
…ワシね。このアクシデントで心が凹んで、少しササクレてしまっていたが、Oさんのご親切かつ頼もしいお申し出のおかげで、慰められ勇気づけられた。ありがとうございます<(_ _)>
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ホントに暑い。散歩は朝5時台にするが、それでも日差しは強い。

今朝もエイジングをしてた。昔の、電気を使わない蓄音機めいた音。しかし、格調高い音。音楽が上質である限り「それを楽しむ」には十分な音。しかも先週よりも、解像度は高まっている気がする。この音に耳が慣れたからなのか?このままでも、ある意味では、良いような気もしてくる。
しかし、これがエンクロージャに入れば、全くの別世界になる。ジューシーで、表情豊かになる。音楽は、特に再生芸術は、空気の魔法だと感じた。
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でっぷりと大きなシュレーゲル。いてくれてありがとう。

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