10月25日(金)は歯医者復活
この頃「冷水が沁みる」「前歯の詰め物がとれた」など気になって、数年ぶりに歯科医予約。 詰め物が取れたところの他、昔治療した数か所が微妙に虫歯になりかけてる…とのことで、数回通院することになった。歯医者さんにね、来るたびに感じることは、治療が痛くなくなった。次回受診は11月の第2週だけど、通院が苦じゃないのがありがたい。
午後はN兄宅。預かってもらってる故障アンプの説明を受けた。プリアンプには問題なし。上はパワーアンプの開腹写真。
この、右チャンネルのカソード抵抗が焼損してた。下にある黄色のコンデンサも交換する。
真空管の一本の「ゲッター(上部の銀色の部分)」が薄くなって内部が見えている。「ゲッター」は不純物を吸着し、管内の正常(清浄)な真空を保つ役割があるとのことで、経年で徐々に失われていくものでもある…(そうだ)。寿命がきたら球交換しなくてはならない…。真空管の一般的な寿命は7,000時間だそうで、1日平均2時間使うと10年弱で寿命がくることになる…。
今回の故障をシロート父ちゃんが解釈するに、経年劣化した真空管が電流の不具合を起こし、カソード抵抗を焼いてしまったか…と思われる。つまりですね。結論的には真空管とカソード抵抗とコンデンサ、各2本ずつ新品と交換することを確認したのです。N兄には部品の仕入と修理を改めてお願いした。…歯も真空管もやがて経年劣化する。諸行無常。仕方の無いことであることよ。
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この日N兄に頼んだもう一つのこと。それはヘッドシェルの交換。父ちゃん家のアナログ・プレーヤに付けられるカートリッジ の重さは14gまでとなっていて、重めの「SHELTER 701」を付けるには限度ギリギリだった。パフォーマンスはニューフェースの「SUMIKO Songbird」の方が好みだが、時には交換して2つのカートリッジをバランスよく使おうとしているのだった。そのために、ヘッドシェルを軽いものに交換しようとした次第。
N兄が所有してたSMEの穴あき軽量シェルに付け替えてもらった。いい感じでしょ(^^♪
これで、自宅で2つのカートリッジを入れ替わり使用できる環境が整いました(^^♪アリガタイ。
ところで「SME」という会社名の謂れは何だろうって思って調べてみた。「The Scale Model Equipment Company Limited,」もともとは模型会社だって。「創業者社長のアラステア・ロバートソン・エイクマン(Alastair Robertson-Aikman)が本業の合間に趣味で製作したトーンアームがオーディオマニアである友人の目に止まり、製品化されオーディオメーカーとなった。」とありました(^^♪ 英国企業らしい。
SHELTER-701が入ってた木箱も貰っちゃった(^^♪ウレシアリガタシ
懐かしいGRACEのシーソー式針圧計もっ!(^^♪チョーアリガタシ!
しっかり針圧1.5gを測定できた。
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長くなってるなぁ。でも、書く。アンプの真空管交換を機に、父ちゃんはある「計画」を立てたのだ。それはね、アンプの使い分けをしよう…ということ。CDを聴くときはトランジスター式インテグレーテッド・アンプの「ケンブリッジオーディオAzur840A」、レコードを聴くときは真空管のプリ+パワーを使う。スピーカは「金八」のみ。アンプの切り替えは専用セレクターを使う。
アンプの故障~真空管交換を経験して、これからの余生いっぱい、今のアンプを大事に使い続けたくてサ。せっかく2系統のアンプがあるんだから、それそれ得意分野で生かしてやりたいし。
そんなわけで、Amazonで注文したセレクターが11月の5日(火)以降に届く予定。到着が、すごく楽しみになってる。
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近所の「楽園」では、今もショウガの花が次々と咲いて…
大きなシュレーゲルが集っている。
この週末は4匹見つけた。嬉しかった。
10月26日の朝刊。ちばてつや先生が文化勲章受章。偉大な作家。「のたり松太郎」イッキ読みしたいなぁ。