どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

カートリッジ選び

台風10号と秋雨前線が降らせた雨が、まだ休耕田を池のようにしている。

9月7日(土)オーディオユニオン柏店に来た。目的はカートリッジ選び(#^^#)

前にも書いたが「残り火的勤め人」ながらも「稼ぎ(=お小遣い)」がある今のうちに、将来も使えるカートリッジを入手する企てなのぢゃ。今使ってるのはSHELTERのModel501。その他にDENONのDL-103を持ってるけど今一つ本来の好みと違うので…。

DL-103は下取してもらうことにした。

持参した試聴盤4枚はこれ。

Mal Waldron「Left Alone」から「Left Alone」。マクリーンの慟哭するアルトサックス。エモーショナルさが伝わるか。

Milt Jackson「Soul Believer」から「Yes sir, that's my Baby」。ヴィブラフォンとE-pianoの響きが純度あるクールさと暖かさをもって再生されるか。

松任谷由実紅雀」から「九月には帰らない」。冒頭のガットギターの音色、ボーカルの湿り気(色気)、伴奏楽器群の奥行感が聴きどころ。

④John Lewis「Grand Encounter」から「2 degrees East/ 3 degrees West」。これはジャケットが好きだから(#^^#)…、じゃなくて,モノーラルながら素晴らしい美録音レコードだから。演奏の端正な絡みと良き時代の雰囲気を感じたい。

あとクラシック盤も…と思ったが、クラシックは殆どCDで聴くので上記4枚で試すことにしたのでした。

ユニオン柏店の担当はNさん。先月にPRO-JECTのアナログ・プレーヤ Xtension 9 S-Shape購入時にも親切・丁寧に対応してくれた人。比較試聴するカートリッジは、いずれもSUMIKO 社「Blue Point No.3 Low」「Songbird Low」。

なお、今回はオーディオ顧問:N兄を誘って一緒に試聴してもらう。

機器のラインアップは以下のとおり。

プレーヤ:LUXMAN  PD-191A

フォノ・アンプ:Phasemasion EA-350

アンプ:Accuphase C-2900, Accuphase A-80

スピーカ:TANNOY Canterbury/GR + Prestige GR Super Tweeter

本当は撮影できないんだけど、お願いして1枚だけ試聴の模様を撮らせてもらった。

スピーカーはタンノイ序列の上から2番目の高級フロア型SPに専用スーパーツィータを付けたもの。これはカタログの写真。

父ちゃんにはハイエンドとしか思えない機器たち。販売価格の合計額は850万円ほどにもなってしまう…。

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比較試聴の順番は「Blue Point」が先。繊細で情報量が多い鳴り方。しかし、響きはドライな感じがした。モニター的で、父ちゃんの好みからいうと「冷静に過ぎる」感じ。

次の「Songbird」に切り替えると、音は一変した。エモーショナルに、瑞々しくなって、音楽を聴く(聴きたい)気持ちにさせられる。値段はこっちの方が5.5万円ほども高いのだが、これは選択の余地はなかった。「Songbird」を12.87万円でお買い上げ~となった。

お店には販売用の製品在庫がなかったので、取寄せ後に宅配で届くことになる。配達予定日は9月13日(金)とした。(#^.^#)

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夕方に帰宅。この日、映画「きみの色」のオリジナルサウンドトラックCDが届いた。

秋が近づいてきてる。今、朝のリンゴは輸入物だけど、国産のが早く食べたいなぁ。