どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

ベルトドライブの音と音楽

8月25日(木)の朝散歩では…

自宅前の稲はたわわに実って風に揺れていたが…帰宅したら稲刈りが終わってた。

翌朝の様子。収穫はめでたいことなのだけど。稲刈りが終わると寂しくなるのです。

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CDプレーヤー:DCD-SXを修理に出してますが…

不具合はトレー開閉だけなので、9月アタマ頃には戻ってくることを期待。

さて、DCD-SX不在中のピンチヒッター:CEC社TL51XR。

前記事に「ふくよかさ・空気量の多さはDCD-SXに及ばない」…と書いた。

確かにそうなんだけど、数日聴きこんで、このCDPの音の良さを再認識しています。

響きは比較的デッドで、楽器の音色に表情がある。JAZZを聴いていると、特にベースの音に演奏者の性格というか、演奏に託した感情が現れているように感じられる。

実際このCDPを購入した時の第一印象は「アナログレコードっぽく鳴るなぁ」だった。

なんちゅうか。音色がアル・デンテで、音楽には傾斜(角度)がついて、コントラストが強めの写真みたいなリアリティがある。

よいなぁ。ベルトドライブ式CDP:TL51XR(^-^)

ただ、このCDPも「故障」していて選曲ができない…1曲目から順に聴くしかないのでした(^-^;…

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さて、さて。

ここのところ、軽度の活字中毒になってまして。古本で小説を読み継いでます。

雨の日の読書はとくに気持いい。

文学に関する知識はあまりなくて、偏るのですが…。物語の中で印象的に現れる曲の音盤を、いくつか探して入手してます。

「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹

F.リスト ピアノ曲集「巡礼の年」

この曲のことは何もしらなんだ。小説では、3部構成中の第1部の一曲(「郷愁」)が取り上げられている。父ちゃんもこの「第1部(CD1枚)」だけ買おうかなぁって思っていたら…、たまたま安価な全曲盤を見つけて購入し、初めて聴きました。

そしたらね。第1部よりもむしろ、CD2枚目・3枚目の方が好みの曲が多くて、全曲盤を買ってよかったなぁと、感じた次第。

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東京奇譚集」(村上春樹)5つの作品が収められた短編集。

そのうちの一篇「偶然の旅人」の冒頭、まぁ、小説の「まくら」部分で村上春樹自身が遭遇した「ちょっと劇的な偶然」事例が紹介されるが、それがジャズ・ピアニストのトミー・フラナガンのライブでのこと。

トミー・フラナガンは人気のある人だけど、父ちゃんは殆ど音盤を持ってない。作品中紹介された音盤(「Encounter!」)を検索したら値段高めだったので諦めて、トミフラ氏が参加している他の音盤を探したところ。。。

気になったこれを購入。キャロル・スローンのボーカルアルバム「But not for me」

伴奏がトミー・フラナガン・トリオ(プラス1)。トミフラ氏のピアノはシンプルで柔らかくて美音、それに深みもある。悪くない音盤でした。

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「サブマリン」(伊坂幸太郎

目の不自由な登場人物が、主人公を食事に招き聴かせるJAZZの音盤が魅力的に紹介されていて、凄~く欲しくなった。

「ミンガス・アット・カーネギー・ホール」なんですが…。アマゾンに中古音盤を注文し、本当ならこの週末に届いていた予定だったのが…。

まだ届かないのだった(^-^;…モシカシテ トドカナイカモ・・・・チト ハラタッテル

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8月29日(月)

今朝は空気がひんやりして「秋が来た」感が強くなった。

早朝散歩がとても気持ちよかった。

遠目にはスーパーの駐車場に置き忘れられた鞄かと思った。近くに寄ったら猫だった。

散歩道にはショウガの花が咲き始めてる。

ショウガの花の香りは、凄く好き。

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追伸

今日、CDPの修理センターに電話で問い合わせたら、修理品が山積みになっていて、父ちゃんのCDPの修理が終わるのは「早くても9月の中旬以降の見込み」だって…。