3月19日(晴)…春めいてきました。
今年最初のモンタナアルバータの花が咲いた
母ちゃんの実家から持ち出して庭に置いてある埴輪の顔はうっすら苔むした
ご近所からいただいたクリスマス・ローズの苗を花壇に植えた。
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好きなアニメ映画のランキングの続き…
No.5:「劇場版ガールズ&パンツァー」
継続高校の奮戦。
大学選抜チームの戦車を翻弄し、最後は相撃ちになるシーン。
フィンランドの民俗楽器:カンテレを奏しつつ短く指示を出す隊長との信頼関係が気持いい。
…プラウダ高校の自己犠牲場面もよいけど、ね。
No.4:「ペンギン・ハイウェイ」
スパゲティをご馳走してくれた後、寝入ってしまうお姉さん。アオヤマ君は静かに呼吸するお姉さんを見下ろしながら
「何故、お姉さんの顔かたちはこんなに完璧なのだろう」と考える。
約束の秘密をガキ大将がオトナたちに得意げにばらしてしまう。
それを知った少女がガキ大将の頬を引っ叩き「絶対に許さないからっ」と叫ぶ。
もうね。少年少女の心の動きが切なくて。美しくて。たまらない。
No.3:「風立ちぬ」
堀越少年の夢に現れたカプローニが
「日本の少年よ。飛行機は人殺しの道具ではない。それは美しい夢だ」と語る。
平等でないが故に美しい世界。
才能を持つことの恐ろしさが、完璧に描かれてる…と感じる。
夢から覚めると、母親がいる。なぜか、涙が出てしまうのです。
No.2:「たまこラブストーリー」
もち蔵の告白を受け入れる覚悟ができた(成長した)たまこが、バトン部公演で「上を向いて歩こう」を演ずる場面。
たまこを取り巻く人々も成長している。
上質な日本映画を観たなぁと、実感する。
No.1:「リズと青い鳥」
鎧塚みぞれと傘木希美が、中庭を挟んでそれぞれを見つけ、微笑みあう。
みぞれの顔と胸に希美が持つフルートの反射光があたる。
ただ、それだけなのだが、何とも言えない幸福感に包まれる。
ふと、見直すと、希美の姿は消えている。
流れるのは静かなピアノ伴奏のみ… 美しすぎ、尊すぎて泣けてくる。
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ここまで書いて、大事な作品を忘れてた。
番外:「銀河鉄道の夜」
珠玉のような場面でいっぱいの映画ですが…
「鳥を捕る人」
ジョバンニとカムパネルラの席に割りこんで座るおっさんは「鳥(サギ)を捕る人」
シラサギの群れを捕まえる幻想的なシーン
姿が消えた後で、おっさんを疎ましく思ってたことを恥じるジョバンニとカムパネルラ。
午後2時を指す大きな振り子時計が浮かぶ「新世界交響楽」の駅
とうもろこし畑に囲まれ、陽光がいっぱいの駅に流れる「家路」の旋律。
やがて日が傾き、走り出して見えた家の前に
幼いジョバンニが立っているのが見える。
少年なりの悩みと苦しみを、まだ知らない頃のジョバンニ。
なつかしさと切なさいっぱいの場面。
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フェバリットアニメ映画を思いつきで挙げましたが…
あ。「エヴァンゲリオン」は?「心が叫びたがってるんだ」はどうしたか。
「映画けいおん!」も漏れている。とか、色々ありました(^▽^;)
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ところで、昨日は旧K町を散歩してきたが。
なんか花粉症が出たみたいで、くしゃみと鼻水が出て困る。