4月1日(木)晴れ時々曇りの穏やかな天気
休暇をとって、実家と我家で数日を過ごした姉をクルマで送った。
朝8時に出発、桜が散る神社やお寺に寄り道して、11時に姉宅に着いた。
1月に亡くなった義兄(姉の夫)の新しいお墓参りに同行。
そこは、周辺を花開く梨畑に囲まれた高台の静かなお寺でした。
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姉宅で昼ごはんを済ませ、船橋ららぽーとTOHOシネマズに向かった。
「ガールズ&パンツァー最終章 第3話」を観るのです
(父ちゃん一人でネ。母ちゃんは、劇場ではガルパンを観ないので。)
大きなスクリーンのシアターには目測で60人くらいが入場。うち女性客は…10人未満(オモッタヨリ オオカッタ(^-^;)
第3話は戦車道「無限軌道杯」の2回戦。
VS知波単学園(以下、一部ネタバレありです…ご注意ください)
『ガールズ&パンツァー 最終章』第3話 劇場本予告 - YouTube
練度は高いが単純な「吶喊(とっかん)!」攻撃一本槍だった知波単が戦術的な撤退を覚え、思ったより豊富な保有車両を駆使(長所を生かす工夫を)して、大洗女子の中心「あんこうチーム」車両(ティーガー4型戦車)の撃破に勝利を賭ける。作戦は成功するが、喜び過ぎた隙を衝かれて大洗の逆転を許してしまう。
続く準決勝の対戦相手は、サンダース大付属を破り進出した継続高校。継続の「秘密兵器」の攻撃で、序盤にして「あんこう」車両は撃破されてしまう。
事実上の「隊長」だった西住みほが不在の大洗女子は、どう戦うのか…?
といったところで第3話は終了。
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感想めいた事を言いますとね。
この「最終章」シリーズにおける大洗女子&西住みほは、ダークというか、姑息というか、反則ではないが潔いとも言えない戦い方をしていて、むしろ対戦相手(「BC自由学園」「知波単学園」)の方が、われわれ観客の琴線/涙腺に触れる戦いぶりを示してきました。それは現チャンプ校:大洗女子学園に果敢に挑むスポーツマンシップであったり、隊長とメンバーの間の信頼や結束、自己犠牲であったりしたのです。
第2話で、BC自由学園チームが「たまねぎの歌」を歌いながら戦う場面などは、見る度に涙が流れます。それに対し、この第3話にはそれほどにココロを揺さぶられる場面は残念ながらありませんでした。(強いて言えば、知波単:福田車とあひるさん車両の一騎打ちの場面でしょうか…)
「ガルパン劇場版」(2015年)までの大洗は、才能ある部員はいるものの、西住みほのワンマンチームでした。それが「最終章」では、部員たち(特に1年生主体の「あひるチーム」「うさぎチーム」)が成長して、自ら局面を判断し戦闘の勝敗の責任を負える程になってきています。技術的成長はもちろん、精神面の成長が表現されている。彼女たちの戦いは真っ向から相手と向き合い、あくまで勝利を目指しつつも正々堂々と渡り合う爽やかなスポーツマンシップが貫かれています。
主人公の西住みほが戦いの場から消える展開は、これまでなら考えられなかった。…が、物語はここにきて大きく変化してきました。第4話(継続高校との準決勝)ではきっと、西住作戦(ダークな戦術)無しで勝利する大洗女子チームが描かれるのでしょう。そして、その勝利には「1年生たち」の大きな貢献があることが予想されます。
西住不在で勝つ…これは、大洗戦車道の伝統の持続=「継承の形式」が出来上がる事を示し、この「最終章」を以て作品としては終わる「ガルパン世界」が、それを望む観客の心の中で続き得る事を意味するものでもあります。
どうやらこの「第3話」は、起承転結の中の「転」の部分にあたるようです。
「第4話」以降の展開は…おそらく大洗が勝利して決勝に進出。第5話と最終第6話で決勝戦を戦う…。決勝戦の相手は、父ちゃんは聖グロリアーナ女学院を望みます。(#^-^#;)その結果は聖グロに初勝利でも、三度敗北でも、どちらでも結構。(大洗勝利でなくては河嶋先輩の大学進学は困難になるが別の道もあるでしょう…前生徒会長が文科省の役人を脅して推薦を勝ち取る…とか(^-^;)
…入場者特典の小色紙は、西住みほとライダージャケット姿の西絹代(by島田フミカネ)でした。
【追伸】
4月2日。朝刊に「キックの鬼」の訃報が掲載された日…
「ぱらのま」4巻の発売(4/29予定)をamazonで知った。
思っていたより早かった。予約しました💛(コレハ メイサク ダト、トウチャンハ オモフ)
追伸の追伸…
ガルパン第1週目の興行成績は、初登場の6位でした(^^;)