昨日1月30日(土)
年末に故障して、N兄に修理を頼んでいたプリアンプが戻った。
代役を務めてくれた「亡父のプリ」の音色に、父ちゃんの耳は慣れ始めてた。
それは、現代的では全然ないが、おおらかで音楽的な音だった。
修理なったプリ(ウチの子)の、1か月ぶりの音はどうだろう。
♬♩
…比較すればちょいと固くキツイ感じがしたけど、また慣れてくるだろう。
家の前の田んぼの田起こし。節分が近いからかな?
早く訪れる夕方、
冬枯れの河畔を散歩した
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年末に「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン(以下「V.E.」)」 上・下2冊を楽しく読み終え…
その勢いで「V.E.外伝」と「V.E.エバー・アフター」も読んだ。
「外伝」は面白かったけど、「エバー・アフター」の方は…。チョト アレダッタ…(^-^;
ヴァイオレットちゃんはこれにて一段落して「劇場版BD」の発売を待つことにしやう…
さぁ。次はSFだっ!。。。安価な中古本を探すのもまた愉し。
ってんで、ブックオフとかで面白そうなのを見つけては、買っている。
P.K.ディックの「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」に続いて「高い城の男」
ハインラインの「宇宙の戦士」、「月は無慈悲な夜の女王」…。
次は「高い城」から取り掛かろう…と思ってたんだけど。
目について買っちまったこの本を、読み始めた。
ロバート・ウェストールの中短編作品集「真夜中の電話」
カバーの装丁画は宮崎駿。
ウェストールの本は、数年前に岡田斗司夫氏のおススメで買った「ブラッカムの爆撃機」に次いで2冊目。
冒頭の短編、「浜辺にて」でバッチリ掴まれた。
他の収録作品で好きだったのは「羊飼いの部屋」「女たちの時間」かな
強い感銘を受けて「ブラッカム…」を再読すると…アララ、コレもやっぱスゴクイイ。
最初の読書時はちょっと焦ってたかな?噛めば噛むほど味がでる作品だった。
なんか、私の中にウェストールさんのブームが到来してるゾ。
ブックオフやメルカリで、中古本を買い始めました。
次は「弟の戦争」(1990年)を読んだ。
児童小説らしく行間が広くとられていて読みやすい。
引き込まれて、足かけ平日2日で読了したこの本は、…胸が痛く、苦しくなった。
今は「禁じられた約束」を読んでいる。
これもスゴイ。冒頭から物凄く美しい描写の文章が続きますが。
思春期の男の子が、同じ教室の女の子の姿にくぎ付けになる場面(以下、文章転記載)
” けれど、たったひとり例外がいた。男子のむれからもっとも遠い、廊下側の一番前にすわっている子。ぶかっこうな制服はほかの女子と変わらないが、鼻筋がすっときれいに通って、額がひいでているところがとてもかしこそうに見えた。赤みをおびた豊かで美しい金髪を、二本の三つ編みにしている。そのお下げ髪は青白いほほをふちどり、胸の、見えはしないがふくらんでいそうなあたりまでたれている。すきとおるような白いほほには、まるで生気が感じられない。生気がすべて髪に流れこんでしまった感じだ。その子も、自分の髪がとても気に入っているようだった。授業中、ほかの女子を同じように先生の話を熱心に聞きながら、青白く長い指で髪にそっとふれるようすは、肩に乗ったネコでもなでているような感じだった。なでるだけでなく、髪にほおずりしたりもする。そうするとほっとするのか、ただ気持ちがいいのか……。ときにはおさげを持ち上げて、色の薄い上品なくちびるにくわえたりもした。”
ウェストールの本、もっと読みたくなってます。
…、「猫の帰還」も買っちまった。
(だって宮崎駿さんの漫画の中のウェストールさんが日本の読者に推してるんだもん)