旅行3日目:11月1日(日)曇り時々晴れ
最終日になった。 朝、ホテル周辺を散歩
気温は3℃
ホテル前の丘上に「遊歩道」の案内板を見つけて、坂を登っていく。
しばらく手入れされていない様子の砂利道には雑草が伸びて先に進むを止めたけど、丘から湖(田澤湖)が見えてうれしかった。
遠くの山は一面の紅葉。
坂道を下り、ホテル周辺の道を歩く。
ロッジとか民宿の建物が、ブナの木立に囲まれて建っている。
赤や黄色に染まった葉が、とてもきれいだった。
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朝7時
このホテルでは「ビュッフェ方式」の朝食
満室の週末に、間を置いた着席と退出席の消毒作業のため、大変な混雑。
父ちゃんたちは幸い10分ほどの待機で座れたが、後ろには入場を待つ長い列ができた。ホテルの人たちは一生懸命にやってたから腹は立たなかったけど、中には怒ってしまう人も…多分いたよね。
…食事は美味しかったです。
この日も予定時刻に出発。
まずは、ホテルから10分ほど山中に入った「乳頭温泉郷」にある「大釜温泉」という施設で30分ほどの入浴。
白濁した温泉らしいお湯。
羊飼い(添乗員)に従順な羊たちは体の芯からあったまり、湯気たててバスに乗った。
次の行先は、角館の「武家屋敷通り」。初めて来たけど、ここは素敵なところですね。
空も晴れて、爽やかな陽光が差す。
80分ほどのフリータイムをのんびりと過ごしました。
メイン通りから一本離れた通りに「小田野直武宅跡」という石碑
小田野直武(通称「武助」)といえば… こういうヒト(^-^)
下のコマの向かって左のヒトです(みなもと太郎先生の「風雲児たち」より)
小田野直武は、秋田藩、佐竹の殿様のご家来で「解体新書」の挿絵を描いた人。
開明的な、本当の意味で偉い武士でござる。
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武家屋敷内の見学もできたけど、限られた時間では街の散策の方が愉しそう。
お店を覗いてソフトクリーム食べたり、
日本酒を買ったりした。
「角館小学校跡」ですって。こんな場所の小学校はさぞかし良い雰囲気だったろうね。
校歌を聴いてみたい。きっと美しい日本語の歌詞なんだろうな。
栗を材料にする和菓子屋さんで、一つ860円ほどもする大福を(1個だけ)買った。
(昼食時に分けて食べようと思ったが、それを忘れて自宅に持ち帰っちゃった(^-^;
昼食はバスで少し走った場所の「秋田ふるさと村」というショッピング施設内の食堂。
この日はオプションを申し込んで「稲庭うどん定食」を食べた。
しゃぶしゃぶみたいに、うどんを出汁の鍋に付けて食す。
稲庭うどんは殆ど「もり」式で食べていたけど、これはこれで美味しい食べ方。
かやく御飯と魚の唐揚げも暖かくは無かったが、まぁ十分美味しかった。
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金色堂付近でバスを降り、約80分の自由時間。
有料の「金色堂」見学はパスして、お堂をお参りしながら坂道を下った。
骨折して入院中の母へのお土産に、本堂の御朱印と…
坂を下ったところの「弁慶堂」で、弁慶と義経が描かれたお守りをいただいた。
少し時間に余裕をもって、集合場所に降りた。
やがて、同行者は全員集合。
さぁ、これで後はカエルだけ(ケロケロ!)
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岩手から東北自動車道を、バスは南下していく。
往路で新幹線を降りた仙台駅を通り過ぎ…
夜8時前に福島の白河市に到着。
バスの運転手さんとはここでお別れ(お世話になりました)
いやぁ、新白河駅って、申し訳ないけれどチト寂しい駅ですね。
帰りは車中で幕の内弁当をつまみにワインを飲もうと思っていたが、ワインを売ってる売店がない(改札横の小さな土産物屋以外には、駅周辺にコンビニもなかった…)
土産物屋で缶ビールを買って乗車。
夜22時前に東京駅に着いて、新幹線の改札を出たところで解散。
盛りだくさんな団体旅行が終わった。
つかれたけど、楽しい旅でありました。
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あ。
11月2日の夜、栗大福(角館の武家屋敷通りで買ったもの)を食べた。
…お餅が、…思っていたのと違う…。
値段が高い分、評価は辛くなるけど。
この大福は、クーポンが使えなければ、買わなかったなぁ(^-^;
【追記】旅行初日に手渡されたクーポン券は…こんなヤツ
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追記:
11月2日(月)の出勤前、3日ぶりに聴いたステレオ、リチャードアレン(金八)の音は…(^^♪ ヒジョーに良かった
3日間の「間」がよかったのか?(…いや多分、父ちゃんのココロのありよう、キモチの問題だろうと思うけど)
音楽を美しく且つ楽しく、命を宿らせて鳴らし、聴かせてくれた。
ウレシイ。