どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

煉獄さんの勝ちだ!

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↑…これは10月20日火曜日の朝焼け…

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10月17日(土)冷たい雨が降る日に「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を観たのです。

…「半沢直樹」も見たことが無い、世間の話題に疎いワタシ達アラカン夫婦ですが、「鬼滅の刃:炭治郎立志編」(全26話)は「Amazon Prime」で通して観て、初回から引き込まれるその設定と、センスの良いアニメ―ションにヤラレて、大好きになっちゃっていた。

「立志編」は、原作コミックスの第7巻あたりまでの物語。シーズン中の最後の敵「下弦の五」の鬼:累(るい)との対決は、美しく個性あるアニメ表現と音楽との高水準コラボレーションで感動的な出来栄えだった。
この部分をカバーする第19話から第21話は、涙なくして見られないほど。感動した私は、発売済みのコミックス21巻までを次男から借り出してタチマチ読破したのでした。

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そして遂に公開された「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」。
観やすい席は早々に埋まることが予想されたので、早い段階で劇場のWEB予約手続きをしましたが、その時に既に7割強が埋まってた。
私が確保したのは最後尾の列の中央寄りの席。
早めに入場して着席。前日の金曜日から全席開放された会場は見た目では満席。
私たち夫婦よりも年齢が上の人は…どうやら居ないようでした。

若干気になったのは、「残酷/暴力的シーン」が多いこの映画(PG12)に、4~5歳くらいの幼児が思ったよりも多いこと。若いお父さん・お母さんと一緒ではありますが。

(あ。「シン・エヴァンゲリヲン」の最新予告が見られたのもうれしかった。2021年1月23日公開です)

 

実は原作コミックスを読んでいるので、展開はわかっていたのです。
前の記事で既に「ネタバレ」しているので、ズケっと書いてしまいますが。

この映画の本当の主人公は、炭治郎と爾豆子(ねずこ)ではなく、鬼殺隊の先輩であり現場の最高位「柱(はしら)」の煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)です。

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↑ 10月23日(金)の産経新聞文化欄  記事の最後のパラグラフで煉獄さんのことに触れていますが、ここ読んだだけで涙が出てきてしまう…涙腺ユルユルのワタシ(たち)…(^-^;

 

煉獄さんは鬼殺隊において、「炎の呼吸」を極めた柱:「炎柱(えんばしら)」と呼ばれます。
代々、炎柱になってきた家系の長男で、自身も父親の後を襲って炎柱になりますが、その家庭は幸福ではなく、母親を早く亡くし、父は引退後に酒びたりになっている。
そんな煉獄さんは、炭治郎たちと共に列車の乗客200名を鬼の魔手から守り抜きます。
「下弦の壱の鬼:厭夢(えんむ)」(手に口があるヒト(^-^;)が斃された後、圧倒的な強さを持つ「上弦の参の鬼:アカザ(←本当は漢字なのだけど変換できない)」が現れ、煉獄さんと対決します。

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↑入場者に1冊づつ配布された冊子「煉獄零巻」 煉獄さんが鬼殺隊に入って最初の任務のことが描かれている。才能の点では他の「柱」たちに劣った煉獄さんは、その正義感と責任感とで、強くなったのでした(T_T)

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このアカザという鬼は非常に魅力的なのですが、何しろ最も強烈に魅力を発散するのは煉獄さん。死闘のすえに絶命してしまう煉獄さんの、そこに至るまでの決してブレない兄貴ぶり。純粋で、母親に従順で、強靭な魂の持ち主であることが示されます。
もはや観客(読者)は、すっかり煉獄さんに感情移入してしまい、その最期の姿と言葉(態度)に滂沱の涙がこぼれてしまうのです。


煉獄さんの偉大さに打たれた炭治郎が、夜明けの陽光を避けて逃走するアカザに向かって叫ぶ。

「逃げるな、馬鹿野郎!。馬鹿野郎!。卑怯者!」
「…戦い抜いた。守り抜いた。お前の負けだ! 煉獄さんの…勝ちだっ!。」

もうね。私たち、父ちゃんも母ちゃんも。お隣りの席の若いお母さんも、みんなみんなずびずび泣いていたよ。

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「劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」ももう一度観たいけど、それはブルーレイを買うことにして、「鬼滅」をもう一度観にいこうかなぁ。

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昨日(10月23日)、仕事を休んで母が入院している病院に行った。

今後のリハビリについて、N兄と一緒に説明を聞いたのです。

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病院近くのコンビニで、こんなの売っていた。