桜は、この週末までなんとか保ってくれた。
4月4日(土)は穏やかで暖かな春の日
朝刊に数学の明るい記事(新型コロナのことばかりじゃなくて結構(^▽^)
この日、母を誘って観桜に出かけた。
不要不急の外出は控えるように求められているから、その精神は守る。
クルマから降りることは抑制し、窓は開けて走った。
T町の桜並木道。前を消防車がゆっくり走る。これもよいね。
無人のN市郊外の池の畔で、短時間降車して写真を撮った。
去年も来た旧「東小」の桜。やっぱり立派だ。
来年も一緒に、桜をみたいね。その時はのんびりと観られるといいね。
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4月5日(日)は昨日から一転、冷たい風吹く曇り空
ちょっと出かけて、母ちゃんと近所の桜の公園を歩いた。
人出はとても少なくて、寒くて、寂しい。
帰宅。暖かい紅茶と甘いパンを食べた。
音楽を聴く。時折、空が明るくなって一瞬日が差す。
前記事に書いたN兄からもらったモーツァルトのディヴェルティメント(K.563)はホントに素晴らしくて気に入っています。
オーギュスタン・デュメイ(v)を含む3人による1990年の録音盤。
とても良い曲、他の演奏も聴きたくて、中古音盤を買っちゃった。
1967年録音のグリュミオー組の演奏は、たぶん模範的で正統的なものなのでしょうね。キリっと引き締まったきれいな音。「オーセンティック」という言葉が似合う演奏。
これに対し、デュメイ組の演奏は大きな深い呼吸、そして大きな抑揚がついている。
第1楽章と第2楽章の演奏時間は、グリュミオー盤の1.5倍ほどもあるのです。
演奏は「洗練」というよりも「気取った」という方が似合うかな?
でも、その「気取り」がちっとも嫌味じゃなくてお洒落に聴こえるのです。
モーツァルトの音楽が、今、初めて演奏されているような新鮮さがある。
…また他の演奏音盤も聴いてみたくなっています。