大相撲春場所が始まった
今朝の新聞1面の記事…
ギリシャで東京五輪の聖火採火が行われたとのこと(ここも無観客で)
そして全面広告では、常磐線が9年ぶりに全線運転再開
新型コロナウィルス騒動さえなければ、素直によろこべるニュースだったのにね…
身のまわりには春が来ている(と感じる)
今朝の出勤前、庭のケヤキのうろにいたアマガエル君は
まだ寝ぼけておるか?
****
さて、本題
3月8日(日)にN兄来訪。
リチャードアレン(RA)のドーム型ツィータ(TW)を修理して接続してくれました。
パイオニアのリボンと比べると、おとなしくて、主張しないヤツ。
…駄耳の父ちゃんは、まるで鳴ってないように感じてしまう。
N兄「鳴ってるよ。TW単体で鳴らさないと聞き取れない音量だけどな」とのこと。
N兄「だけど。パイオニアのTWはだいぶ馴染んでいい音になってたよなぁ。どうする。RAのTWは持って帰ろうか?」
とも、宣った。
父ちゃん「いや、とりあえず1週間はこのままで鳴らして(慣らして)みたい」と答えた。
父ちゃんの「浪漫」…或いは「虚栄心」で、「オール・リチャードアレンのSPシステムを構築したい」と云うのがあった。それが、RAのTWに拘った理由。
「1週間は慣らして、聴いてみたい」と言ったのに。
どこか物足りなさがあって、その日の夜遅くなってからパイオニア・リボン型TWに戻してしまったのでした。
んなワケで、今は再びリボンTWが接続されてる。
最初に繋いだ小型のネットワークから、高域量の調整(多少下げる)目的でコンデンサーに付け替えてます。
ところで、RAには「付帯音」がある(と感じる)。
特に人の声には、湿り気を帯びた中低音の響きが付着するのです。
ハイファイ的には除去した方がよいのかもしれないが、これは一つの魅力であります。
料理のコゲ味のような。あるいはウイスキーのスモーキーな香りのような。
それとも、干した稲わらのような匂いの気配?
この少しコモリ気味にも聴こえるような響きが、その瞬間には確かに存在しながらも、空間に消えていく「音楽/声」というものの「いとかなし」さを表しているようにも思えるのです。
付帯音のない(少ない)モーツァルト・グランド(MG)にも、音楽を聴く快感が勿論あって。 う~ん。やっぱり。悩みが続いているのでした。
しかし、リチャードアレンは、ウチの子にしたい。これは確かなのですよ。