どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

トランスのこと… その3


秋分の日の2日前の早朝散歩…
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この道は、ほぼ真東(まひがし)に向かっているから、秋分の日の朝には、丁度この道の真正面から太陽が昇るのだろう…と思う…

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しかし、昨日の秋分の日の朝は、雨…でした。
だけど、良いこともあって。
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玄関前のサルスベリの枝に、久しぶりのグスタフの姿。
今、ウチにグスタフがいる…と思うだけで、元気が2割増しになるの…父ちゃんです。
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この日の午前、N兄来訪。昇圧トランスを持ってきてくれた。
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先日、不調だったトランス1台を含む計3台。
中島みゆき小椋佳マル・ウォルドロンのレコードで聴きくらべしました。
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まずは、(父の)名前プレートが貼られたトランス。
「父さんの作りかけだったヤツに、ジャスト・サイズのWEトランスをチャチャっと組んできた。シャーシの穴もピッタリだったから、この部品で間違いないと思う」
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中身はこんな感じ。
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その再生音は、芯がしっかりしながら、しなやかな響き。
現代的なHi-fiとは全く別モノの、劇場的な音。音楽的というか、芸術的な音。
人の声や、ピアノ、サクソフォンの音が、内臓に触れるようです。
「スンばらしい~」と思いました。

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次は、「ザ・クイーン」って父の筆跡で手書きされたトランス。
これもウェスタン部品だそうです。
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先の「プレート」トランスと似た、甘い、柔らかい響きだけど…さっきの方がスキだなぁ。

先日、やや不調だった銀色トランスは…
先の2台との比較ではとても綺麗な音を出す。ただ、多少線が細い感じがした。

最後に、カンノトランスに戻すと…
カンノの音は相対的に「ハイファイ・サウンド」。
これはまた、とてもとても立派な音が出る。

「どうだ。気に入ったヤツを置いてってやろう」
「む~、悩む~」「えいっ。プレート・トランスがイイ」
「わかった。それじゃ、もう一度しっかり整備してまた持って来よう。ウエスタンのトランスは、ハムが出やすいから設置場所を選ぶ傾向がある。置き場所をしっかり作っておくことを勧める」
…ということになり…カンノトランスは、父プレートトランスが完成したら、N兄に返却することになりました。

昨日のその後は…
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父ちゃんの実家と
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母ちゃんの実家のお墓参りをすませ…
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帰宅する頃には空は晴れ。グスタフも光を浴びて体が光ってる。
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夕方の散歩に出ました。
彼岸花もそろそろ盛りを過ぎた。
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この夏、修繕工事をしていた丘の上の諏訪神社拝殿は、屋根の銅葺きが進んでいる。
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秋の空。ありふれた景色だけど、見上げれば綺麗で。つい写真を撮りたくなります…

あ、昨日の良いこと。もう一つ。
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ヤフオクで落札した「ハイドン ピアノ三重奏曲」が届きました。
ボザール・トリオ(1969年、1972年録音)。現在廃盤のモノです。