秋分の日の2日前の早朝散歩…

この道は、ほぼ真東(まひがし)に向かっているから、秋分の日の朝には、丁度この道の真正面から太陽が昇るのだろう…と思う…


しかし、昨日の秋分の日
の朝は、雨…でした。

だけど、良いこともあって。

玄関前のサルスベリの枝に、久しぶりのグスタフの姿。


この日の午前、
N兄来訪。昇圧トランスを持ってきてくれた。


先日、不調だったトランス1台を含む計3台。

まずは、(父の)名前プレートが貼られたトランス。


中身はこんな感じ。

その再生音は、芯がしっかりしながら、しなやかな響き。
現代的なHi-fiとは全く別モノの、劇場的な音。音楽的というか、芸術的な音。
人の声や、ピアノ、サクソフォンの音が、内臓に触れるようです。


次は、「ザ・クイーン」って父の筆跡で手書きされたトランス。
これもウェスタン部品だそうです。

先の「プレート」トランスと似た、甘い、柔らかい響きだけど…さっきの方がスキだなぁ。
先日、やや不調だった銀色トランスは…
先の2台との比較ではとても綺麗な音を出す。ただ、多少線が細い感じがした。
最後に、カンノトランスに戻すと…
カンノの音は相対的に「ハイファイ・サウンド」。
これはまた、とてもとても立派な音が出る。




…ということになり…カンノトランスは、父プレートトランスが完成したら、N兄に返却することになりました。
昨日のその後は…

父ちゃんの実家と

母ちゃんの実家のお墓参りをすませ…

帰宅する頃には空は晴れ。グスタフも光を浴びて体が光ってる。

夕方の散歩に出ました。
彼岸花もそろそろ盛りを過ぎた。

この夏、修繕工事をしていた丘の上の諏訪神社拝殿は、屋根の銅葺きが進んでいる。

秋の空。ありふれた景色だけど、見上げれば綺麗で。つい写真を撮りたくなります…
あ、昨日の良いこと。もう一つ。

ボザール・トリオ(1969年、1972年録音)。現在廃盤のモノです。