どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

モーツァルトのピアノ協奏曲 その2


今日、N兄が来て、↓これを貸してくれた。
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クリフォード・カーゾンの7枚組CDボックス。
うれし♪ 一緒にモーツァルトの27番を聴きました。地味ですが誠実な感じの演奏でした。
カーゾン/ブリテン イギリス室内管弦楽団

さて、素人父ちゃんの、モーツァルトのピアノ協奏曲について、その2(#^.^#)

ピアノ協奏曲第20番(K.466)

短調の曲ですね。「10番台」は 雅びで明るい世界だったけど・・
いきなり「暗雲垂れ込める」ような深刻な曲想が展開する第1楽章。
映画「アマデウス」のエンディングに使われた有名な第2楽章は、
嬉しいのか悲しいのか定かでない美しい曲。

20番は「目方」が重い。のんびり、何かしながら聴くことを拒絶するヘビー級です。

クラシックCDの紹介本などで、必ず上位に来るのが「内田光子/テイト盤」です。
ピアノの調律が、独特の表現力を持つ「昔の方法」でなされているとか…。

確かに、内田さんのピアノは、ほの暗くて魅力的。
オーケストラの音も、なにやら情念的に聴こえます。

拙宅にある別の演奏盤
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・(いつもどおりの)アンネローゼ・シュミット/クルト・マズア
・フリードリヒ・グルダ/アバド ウィーンフィルハーモニー

協奏曲第21番(K.467)

ちょっとユーモラスかつ勇壮な響きで始まる第1楽章は男性的。
甘いけれど、決して媚びのない高貴なメロディの第2楽章は性別不明。

父ちゃんは知識がないのですが、10番台と比べると、オーケストラの規模は大きくなっていますよネ(^.^)?

バレンボイムの弾き振り/イギリス室内管弦楽団の音盤が好きです。
第2楽章がスゴク遅い(8分37秒を要します)。
遅いけど、間然とする事なく充実した響きは、確固たる意志と実力の証明なのかなぁ…と。

拙宅にある別の演奏盤(カッコ内は、第2楽章の演奏時間デス)
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・内田/テイト【7分01秒】 
・シュミット/マズア【6分16秒】
キース・ジャレット/デニス・デイヴィス シュトゥットガルト室内管弦楽団【6分56秒】

アンネローゼ・シュミットさんの第2楽章は6分と少し。早いですネ~。
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↑キースさんの第2楽章の装飾音の入れ方は、これまで聴いてきた音盤とはチョト違う。
このあたりは、JAZZピアニストとしての「本能」みたいなモノ? だけど、全体的にはとてもおとなしくて、優等生的な演奏(ホメ言葉ではありません)です。だけど、一音・一音がキレイ。指の力がアリマス…って感じも致しマス。

21番の第2楽章は、女性よりも男性の方が、色(エロ)気があってよいと思います。

シロートが勝手なことをほざいております。
第22番以降のことは、また改めて…(^^ゞ 
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