どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

バケモノの子

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昨日 7月12日(日)「バケモノの子」を観てきました。
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スーベニア・ショップには、↑こ~んな「お子様ノート」とか…
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↑「大学ノート」が売られていて、欲しくなっちゃった。(買わなかったけど)

さて、「バケモノの子」…

父ちゃんにとっては、細田守監督作品として意識して観た「サマー・ウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」に続くものです。
前2作品は、いずれも「恋人や母親(女性)の力に鼓舞される男の子。いつのまにか彼女たちを超えて成長する男の子」といった関係性があったのに対し、
今回は「男らしさ≒父性」が起点になっている。

【ネタバレにならない程度の…あらすじ】
父と別れ、母を亡くした9歳の少年:蓮(れん)。自暴自棄になり、家を出る。
夜の街を彷徨するうち、弟子を探すバケモノの熊徹(くまてつ)に出会う。
蓮は、ヒトの世とパラレルするバケモノの街に迷い込み、熊徹に名前をもらって徒弟生活を始める。
17歳に成長した蓮は、ヒトの世(こちら側)との往復生活を送るようになり、
こっちにも大事なものがあることを、発見/再発見する。

「約束ごと」として、バケモノたちは、人間よりも「より人間的に」描かれます。
熊徹は、粗野で天衣無縫。
その粗暴ぶりから、少数の例外を除いて、バケモノ世間から疎外されている。
しかし、熊徹には「粗暴さ」はあっても「憎悪」はない。
彼は息子のような蓮に、自らの存在意義を示す中で「人間的な憎悪」に見舞われる…

【一度見段階での感想】
この「バケモノ世間のしくみ・設定」がなかなか面白いです。
宮崎駿さんの「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」に似た、室町時代的なトロリとした明るさがある。
細田監督は、サービス過剰(=下品)にならぬよう、感情移入を抑制して場面作りをしているように感じました。
ただ、そのことは、ちょっと物足りなさにつながっているようにも思えました。
「長屋の八っつぁん」的な父ちゃんのキモチとして、も少し単純に泣かせてほしかった部分もありました。

全体として、この映画はよくできていると思います。
ブルーレイが発売されたら、買います、きっと。何度も観たいしね…(^.^)

本筋とは関係ないですが、前作(おおかみこども)では、SUZUKIジムニーが活躍しました。
本作では、SUZUKIハスラーがちょっぴり出てきます。(ウレシクナリマシタ)

↓ 予告編デス(^.^)

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上映後・・映画館のあるモールで、ロボット:Pepper君に会いましたよ。

ちょっと日記…

今日、7月13日(月)は、晴れて暑かった。
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日没前に帰宅して、夕焼けを惜しむ気持ちで神社前まで散歩しました。
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光が美しい。
この時期なら、ごく当たり前の景色ですが、かけがえのないものに思えます。
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トシのせいですかね~