どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

DENON DCD-SX インプレッション

DENON DCD-SXを接続してから4日が経過 (#^.^#)
仕事は毎日忙しいけれど、帰宅してCDを聴くのが楽しみで・楽しみでヽ(^o^)丿
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今日は、これまでの使用インプレッションをアップさせていただきます。
比較対象は、基本的にCEC TL51XRです。

 
SX以外の機器、ケーブル類は以下のとおりです。
 
○ラインケーブル:ノイマン社製マイク用ケーブルにてバランス接続
○プリメインアンプ:ケンブリッジ・オーディオ Azur840A
○スピーカーケーブル:ジェンビング社 Supra Classic6.0 をバナナプラグ接続
○スピーカー:ウィーンアコースティック モーツァルト・グランド(旧型)
 
①SXの操作感と動作音
ボタンなどの操作には、特別な高級感はありませんね。
トレー開閉は「無音」ではありませんが、かすかに「ウイィィィン」といういう音がする程度。
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CDの読込には、やや時間がかかります。
トレーを閉じてからスタンバイするまでに4~5秒かかるようです。
 
②再生音について
情報量が多いですね~。そして「空気量」が増大しています。
温度感はCECより少し上がって、人肌より若干高めでしょうか。
スピーカーの間に定位する音像は柔らかくなっているのに、足場はより強固になったみたい。
 
音場は、CECよりも全体的に少し奥まった印象。けれど、その領域は拡大しています。
やや矛盾しますが、人の声や独奏楽器が耳元に近いところで鳴っているような気がします。
素人父ちゃんにとって「音楽性」を感じる一つの要素が、この「耳元で囁くように鳴る」ことがあって、これはとてもうれしいことでした。
 
音質はCECの方が厳しく、楽器ごとに異なる「ザラツキ感」があったように思います。
このザラツキ感をポジティブに言うと、「音に襞がある」とも言えて、これが「生々しく感じた」ことの理由かもわかりません。
 
一方、SXの音はふくよかで美しい。
上から撫でても、下から撫でても、同じようにすべすべと、なめらかな感じです。
ある意味、あっけらかんと楽天的に「美音」。
けなしているのではなく、「そういう特徴がある(ように感じる)」ということです。
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森山直太朗や、ノラ・ジョーンズの声に厚みと湿気が増し、優しく響きます。
何事かを実現できなかった自分(リスナー)を責めることなく、黙って事情を察してくれるように歌ってくれます。
 
SACDについて
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父ちゃんが所有しているSACDは、これ1枚だけ。(ハイブリッド盤です)
SXの導入で、初めてSACDとして聴くことができました。
 
なんだかライブ会場(ヴィレッジ・ヴァンガード)の空間が拡がったような感じ。
ピアノが透明になって、その背後が透けて見えるような感じも。
音が、教会のステンドグラスを実物で見るときのように、新鮮な透過光的美しさを帯びる。
 
SACDの音は、特に「空間感」と「透明感」が優れているのかなぁと、感じました。
SACD、良いですね。

CDPのグレードアップをされた諸先輩方が言われることですが、父ちゃんも同じで。
今持っているCDをもう一回聴きなおしたくなっています。
あと、SACDをもう少し買い足したい。
とても高いですが、まずはサンプル的なオムニバス盤でも買ってみようかなと、思います。
 
以上、まだコーフンが続く中での印象記でございました。