どいの父ちゃんのブログ

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今日の自転車散歩と… ゴジラ(ファイナル・後編)

 
今日も、あっつかったですね~(+o+)
午後から、自転車散歩に出かけましたよ。
父ちゃんもソロソロ「若くない」ですからね。炎天下、水分補給には気をつけました。
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向日葵の畑。タネを採ることが目的なのでしょうか。
小ぶりの花が、たくさんたくさん、咲いておりました。
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以前、どい とボール遊びをした空地には、ソーラーパネルが設置されてました。
こいつぁ、ちょっぴり、寂しかったなぁ。
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(2011年冬に、同じ空き地で撮った写真デス)
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丘の上の畑では、スプリンクラーが霧のような水を撒いておりました。
この「噴水」の中に、素っ裸で飛び込みたい衝動…(タイホされますワね)(^^ゞ

 
帰宅後、お風呂で汗を流したら、冷たい麦酒ですぜ。
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ぐは…っ
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ビールは旨し。夏の休日は良いですね。
季節は、あっという間に過ぎゆきますけれどもね…。

 
さて、ゴジラ映画の「後編」デス。
すみません。これで最後に致します。
 
父ちゃんは、1972年の『ゴジラガイガン』を最後に、ゴジラ映画を劇場で観ることから遠ざかっていましたが、休止期間を過ぎて製作された「ゴジラ」には、矢も楯もたまらずに、出かけて行ったのでした。

 
1984年)『ゴジラ』【2.5点】
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・「子供だまし」のB級映画に堕したまま休眠していた「ゴジラ」を、できる限りシリアスに作ったのだと思います。
東京湾に上陸するときの、戦車団を一瞬にして破壊する姿はカッコよかった。
・だけど、ゴジラの造形は、パンチパーマをかけた丸顔の人みたい、ゴジラに対抗する新兵器デザインもイマイチでした…。
・生真面目さはあったけど「感覚は錆びついていた…」と言ったら、酷すぎますでしょうか…。
 
このあと(1986年)父ちゃんは結婚します。「VSビオランテ」(89年)「VSキングギドラ」(91年)は観ておりません。
 
1992年)『ゴジラVSモスラ』【2.0点+0.5点】
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・父親になった父ちゃんが、息子たちを連れて劇場に観に行った作品。以降、95年まで家族を連れていきました。
・これは昔の「対モスラ」のリメイクですね。オリジナルストーリーの骨子がそれなりに堅牢なためか、観るに耐える作品でした。
・今思えば、「父ちゃんはゴジラが大スキだったのだよ…」と、無意識に、息子たちにも伝えたかったんだと思います。
 
しかし…。
1993年)『ゴジラVSメカゴジラ
1994年)『ゴジラVSスペースゴジラ
1995年)『ゴジラVSデストロイア
息子たちを連れて観た以上の3作品は、論評の価値なし。…つまり「0点」です。
イデアも何もかもが、事実上は枯渇した、誇りもない作品…としか感じられません。
 
「年に1回作りさえすれば、どうせ阿呆なゴジラ好きが見に来るさ。元々大きな収入にはならんし、テキトーでいいさ」
いう作り手の不潔な感覚が透けているような気さえ、致します。
父ちゃんは、まさにアホなゴジラ好き。それを自分の息子に押し付けようとした「愚かな大人(父親)」だったのです。
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上記「VSデストロイア」の最後、ゴジラは「メルトダウン」してしまいます。
父ちゃんの中では「ああ、これでゴジラも終わりだなぁ」と、哀しくも、
この腐れ縁が切れる」と、どこかでは「ホッ」としたのでした。

 
以後、再びの休眠期に入ったのち、数作品が製作されましたが、
ハリウッド版『ゴジラ(旧作)』を除いて、父ちゃんは劇場には出かけずに現在に至ったのでした。
 
さて…、前の記事に書いたみうらじゅんさんのコメント(父ちゃんの解釈による要約)は、
父ちゃんの、「表現できないもやもやした気持」を、
とても正確に大便「代弁」してくれたと感じ、TVの前で、じーんとしたのでした。
また、KTさんからいただいた辛口のコメントも、表現しにくかった記憶を呼び返してくれました。
 
…以上、だらだら・長々と書きました。

 
1954年の第1作『ゴジラ』は、その「時代」と作り手と観客によって、特別特異な「名作」となりました。
ゴジラ」というキャラクターを使ってオリジナルを超えることは、もはや不可能であって、
映画の作り手と観客の私たちは、それに敬意を表しつつ、映画を作る・観るしかない…と、父ちゃんは感じています。
 
最後の最後に、補記します。
 
先日観たハリウッド版『ゴジラ』(2014年版)は、
冒頭の水爆実験シーンを外して、(映画の中の設定の)15年前の原発事故から開始すれば、
主人公はゴジラでなく、例えばガメラでもよい映画でした。
 
だけど、平成ガメラシリーズの3作品のガメラは、主人公は「ガメラ」でなくてはならない作品に仕上がっています。平成ガメラは、偉大です。
8月4日追記;
「2014年ハリウッド版:ゴジラ」は、しかし、よくできています。これは確かです。
 
以上、なんだか、わかりにくいですよね。すみません。
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