どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

(個人的に)なつかしの…レコードたち JAZZ/ROCK編

さーてさて、最近、ステレオを聴く時間の半分以上は、レコードになっております。
なかなか「新譜」を手に入れることができないので、古いモノばかりですけどね。

 
前回の「あの頃のフォーク編」http://blogs.yahoo.co.jp/hateshin/11684840.html
に続き、10枚のJAZZ/ROCKとPOPSのレコードたちを紹介します。
 
選定基準は、やや感傷的な思い出を優先しているキライがあります(~_~)
各アルバムからは、独断で代表曲(基本的にレコードごとに1曲)を選びました。
 
BBキング 「Best of B.B. KING
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うち明けますと…ね。
これは、ある友人から借りたまま返していないレコードです。
(あれから30年以上が経過…、もはや時効でしょうか)
なんとまぁ。パワフルな声がいいですねぇ。ギターを弾きすぎないトコも良い。
首も指もぶっといですね、お顔が丸い、それに汗臭そうですね~。そういうトコも魅力。
●吹きすさぶ風の中で歌うような「The Thrill is gone
 
ナット・キング・コール「ベスト盤シリーズ」
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大きくて古いラジオで聴きたいような、甘やかでゴージャスな弦楽の伴奏。
コールさんの歌唱は端正で、はじっこの方が少ししわがれてる。
単なるムードミュージックを超えた、「差別」があった時代の哀しみ(怒り)を漂わせます。
(どこかで読んだビング・クロスビーとの「逸話」が印象に残ります)
●「スターダスト」「ラヴ・レター」などの有名曲ばかりかけてしまいます。
 
トミー・ボーリンPrivate Eyes
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この人は早く亡くなりました。
アルバムには漢字で「富墓林」と書かれていますね~。
「日本びいき?」とも思いますが、裏表のジャケット写真は「欧米人の画一的アジア認識」からあまり出ていません。
「ディープ・パープル(深紫)」の、R.ブラックモアの後任ギタリストだったけど、あまり評判はよくなかったそうです。
とは言え、このアルバム、とても多彩で魅力的ですよ。深紫的ロックとはテイストが違いますが、才能…あるある~。
1曲を選ぶのは難しいけど、「Post Toastee
 
ミルト・ジャクソンSoul Believer
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父ちゃんにとって、「JAZZ」というジャンルへの入り口は「MJQ」でした。(地味ですか?)
ミルト・ジャクソンの、クールなヴィブラフォンの響きがカッコよくて。
これは、20歳前後の時に買ったもの。ミルトさんがヴァイブを叩き、且つ歌っております。
ミルトさんの唄、「黒い感じ」がたっぷり。良いですよ。
●一発聴くなら「Yes sir, thats my baby
 
⑤ポールサイモン「Still crazy after all these years
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サイモンさん、スキです。強いて順番を付ければ、このアルバムが一番好き。
レコード環境が再生するまでの間はCDで聴いてきましたが、やっぱり「A面」と「B面」があるっていいですよね。
面ごとの(オオゲサには)世界感の違いの感覚…。
うまく言えませんが、アナログレコードの魅力の一つかと。
ビル・エバンスとトゥーツ・シールマンズが共演してカバーした「I do it for your love
この曲(詞)は、サイモン版の「赤ちょうちん」(かぐや姫)ですね。
 
Beatles「(通称)ホワイト・アルバム」
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父ちゃんは、ビートルズは高校卒業後に聴き始めた「にわかファン」なんです。
(とは言え、あれから35年…(^^
どのアルバムを選ぶか?というのが難しいけれど、今の気分はこれ。
発売当時、衝撃的に新鮮だったというジャケットデザイン。
(ご覧のとおり)写真写りは、よくないですけどね。
エリック・クラプトンさんも参加した「While my guiter gently weeps
ギターもボーカルも、泣いてます~。ジョージも才能あるなぁ~。
 
ビル・エバンスYou must believe in Spring
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このレコードはリリース直後に買いました。この時エバンスさんは…亡くなっておりました。
…本当に、危ういほどに美しい演奏の連続。こりゃぁ天才の仕業です。
エバンスさんの魅力の世界、若造の私にはこのレコードが入口ゲートだったのでした。
●どの曲も素晴らしいけど、淫靡で気高いゴージャスさを振りまく「孔雀鳥」の雰囲気そのままのThe Peacocks
 
Great Jazz TrioAt The Village Vanguard
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先輩方のブログで、時々取り上げられるこのアルバム。
ジャケット写真がかっちょいいですよね。これぞアメリカ!
先日、洗浄してかけたら、トニー・ウィリアムスの超ド級ドラムスの音が怖くて、途中でやめちゃいました~(^_^;)
ジャケット裏側の写真のヤンキースの選手は、読売巨人軍にいたこともある「ロイ・ホワイト」さんですかね。
余談ですが、あの頃(長嶋監督時代)は、熱烈ジャイアンツファンの父ちゃんでありました。
 
ジェフ・ベックThere & Back
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大学時代のルームメイトが、洋楽に詳しい男でしてね…(BBキングの本来の持主です)
彼が所有するベック盤を聴いてシビレタ父ちゃんは、当時、新譜で出たこのレコードを買ったのでした。
ジェフ・ベックのアルバムでは、「ベック・ボガード&アピス」「ジェフベック・グループ」や、ヤン・ハマーが参加したライブ盤がスキでしたが、自分のモノとして今も持っているのは、これと「BECK Ola/Truth」だけです。
 
友人の持ってた「スティーリーダン」とか「JAPAN」とか「フリートウッドマック」とか…
懐かしいなぁ…
思えば、ビートルズも、ストーンズも、エアロスミスも、デビッドボウイも、ニールヤングも、彼のおかげで知ったのでした。
ティービーワンダーも、彼のレコードでしたね。あ~あと、Char(竹中尚人さん)もそうでした~。それからそれから…(キリがないですね(^_^;)
新日本プロレスのBGMで使われた「スター・サイクル」にしておきます。
 
 
⑩瀬戸龍介「五六七(みろく)」
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ちょっぴり異色ですが「フォーク」ではないし、「ロック」として紹介させていただきます。
このアルバム、今、N兄に借りております。70年代終りから80年代にさしかかる頃に発売されたもの。
禅の感覚と神道的美学、それに日本神話をモチーフとした音楽とものがたり。
若干、ドラッグ的陶酔感が漂う(そんな感じを想像させる)魅力たっぷりのレコードです。
以前、私も1枚所有していましたが、若い頃に手放してしまいました~(強い後悔)。
N兄から借りてる間に、デジタル化しときたいなぁ。
●う~む、1曲だけなら…「スサノオノミコト

 
またしても、だらだら/自己マンのレコード紹介でした(^^
失礼しました~<m(__)m>