どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

CDP試聴 備忘録

昨年末、息子たちに会いに、母ちゃんと東京に出かけた際、
少し時間をとって御茶ノ水駅そばのオーディオ店でCDプレーヤーの試聴をしました。
聴いたのは以下の4機種(試聴順)。各機種5分強程度の短い試聴でした。
 
マランツ SA11-S3
アキュフェーズ DP-550
ヤマハCD-S3000
 
昨年秋に、予算4050万円でCDプレーヤーの買替計画をたてました。
結局、この計画は無期延期になったんですが、せっかく都会に出たので、試聴してみようと思ったわけです。
 
このときの個人的な印象を、「備忘録」として記録しておこうと思い、アップすることにしました。
 
アンプ、スピーカーは、拙宅のものと同一の機種が望ましいのですが、それはできず。
アンプはアキュフェーズのプリメイン型(E-360だったと記憶します)
スピーカーは、ウィーンアコースティックのハイドン・グランドSE(小型2ウェイ)
 
音源は、モーツァルトピアノ協奏曲第20番 第一楽章(CD
 
試聴場所は必ずしも最高の環境ではなく、音量も抑えめで、「音質の傾向」を聴くにとどまる感じでしたが
 
マランツ SA11-S3
 
イメージ 1
昨秋の買替候補の中で、一番現実的だったもの。
比較試聴の「基準」として、最初にかけてもらいました。
なるほど。
という感じ。まだ比較対象がない段階だったこともあり、すーっと 聴いてしまいました。
 
アキュフェーズ DP-550
 
イメージ 2
前に、姉妹機種のCD専用機「DP410」を試聴して、その「明晰さ、色彩感、躍動感」に驚いた記憶があります。
SACDがかけられるこの機種も、やはり同じような印象でした。
楽器の音のエッジが明確で、色彩は上品。 聴いていて感心する音
「アキュフェーズ。やっぱりたいしたものだわ」と、思いました。
 
ヤマハ CD-S3000
イメージ 3
昨秋の買替候補には入っていませんでした
このヤマハのCDPは、その頃か、後に発表された新製品だった。
価格帯もほぼ一緒だし、興味があってかけてもらいました。
 
きらびやかですな。のアキュフェーズよりも、弦もピアノも綺羅々々しい音。
少し誇張して言うと、音の止め・はねの際に、金粉・銀粉がぱっと飛び散るような
第一印象は、「ちょっと派手すぎるかな?」という感じ。
美音ですが、この日の(父ちゃんの)印象は、ちょっと聴き疲れしそうだと感じた。
 
イメージ 4
うん。これはヤマハとは又、違った意味で派手・・
いや、「派手」というよりも、色彩が強めで、音の表面にニスを塗ったような艶、照りがある感じ。
(コナは飛び散りません)
抑揚がやや強めにでて、音楽を聴く楽しみが、わかりやすく伝わる感じ。
いつか、どこかのオーディオ雑誌で
「ラックス製品の音には色気・色香がある」という表現がありましたが、そういう言い方もできるかも。
スキな音です。だけど、これも長時間のリスニングで疲れがでるかも??
 
反省(というか、後悔)
最後に、もう一度マランツを聴けばよかったのに、しませんでした。
CDPを買う計画はなく、店員さんも忙しそうだったので、気の弱い父ちゃんは遠慮してしまった。
ああ。もう一度マランツを聴けばよかったなぁ
 
さて。短時間の、極めて主観的な4機種試聴の印象は
 
なんちゅうか。やっぱり昨秋の3つの候補が残りますね。
三者三様で、どの機種にも魅力がありますが…、この日の印象だけでいえば、
 
「明快さ、華やかさ(一聴して、「美音」と感じる美点)」という面では、
ラックスマン>アキュフェーズ>マランツ という順番になり、
 
「情報量の多さ、音楽性、高忠実度」という面では、
アキュフェーズ>マランツラックスマン
 
となりますか。
 
マランツの印象が希薄なようですが、これは、最初1回目だけ聴いたせいもあります。
えてして、試聴の場では目立たないけど安定感があった機種が自宅に持ち込んだ後に評価が高まる
ということもあります。
 
また、アンプやスピーカーとの相性もありますから、この日の試聴だけではなんとも言えません。
なにより…かにより、部屋が、父ちゃんの部屋ではありませんから。
 
長々と書きましたが、結局結論がない文章ですネ。
当分、「あーでもねー、こーでもねー」と、想像して楽しむ時間が続きます。
完全に、私の自己マンな「備忘録」でした。 m(__)m スミマセン