どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

夏休みの終わり (父の絵日記)

 
一昨日の空は 抜けるように青く澄んで 雲が美しかった。
仕事を放りだして、どこかで 仰向けになっていたい気分になりました。
 
今日、仕事を終えて帰宅すると、父ちゃん家の前の田んぼの稲刈りが終わっていた。
あたりには、稲刈りの後の 草っぽい匂いと、どこかで焚火をしたあとの香ばしい匂いが漂っていた。
 
暑かった今年の夏も、どうやら 終りが近いようです。
 

 
 
今日は8月28日。学校の夏休みは、あと4日で終わりです。
 
45年前の今日、父ちゃん(=私)が小学校1年生の夏休みに、亡父が描いてくれた絵日記。
当時の私にも読めるように、文章は ほとんどが平仮名で書かれています。
イメージ 1
 
○○(私の名前です)、もうなつやすみは そろそろ おわりだよ。 なさけないな。
おとうさんも、こどものころ、なつやすみがおわりそうになると しにたくなるほど なさけなかった。
しゅくだいは おわったかい。 あと4日 うんと おあそびよ。
1ねんに3かい やすみがあるけれど、なつやすみが いちばんたのしく いちばん かなしい。
なつのひの おもいで、 なにか あったかい?
 
この日、応接間の椅子でマンガ雑誌少年マガジンのようですね)を読んでいると、
父が 「少し、そのまま動くな」 と言って、スケッチをしていた記憶があります。
 

 
 
そして、夏休み最後の日(8月31日)の日記は、↓こんな感じでした。
イメージ 2
商売をしていた自宅から、通っていた小学校までの道のりを、絵にしています。
左手前には、ランドセルをしょった私が小さく描かれています。
 
45年前は、実家のまわりにはまだ畑がいっぱい残っていたなぁ。
隣りのお蕎麦屋さんは、黒いトタン屋根の平屋だったなぁ。
 
いろんなことを想いだします。
両親とは、ありがたいものです。