どいの父ちゃんのブログ

素人オーディオと 亡き犬と サラリーマン残り火生活

大公トリオ

8月4日、5日の雨と涼しさが、ありがたかった。時折、雷が鳴った。

散歩したり

ちょっと離れた町のお風呂屋さんにでかけて露天風呂につかったりした。

雨が屋根を叩く音は心地よいですよね。

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この頃、続けて村上春樹を読んでます。安価になった中古本を選んでね。

直近読み終えた「海辺のカフカ」では、ベートーヴェンの三重奏曲「大公」が印象的に登場する。その場面がキモチよくて。ミーハーな父ちゃんは聴きたくなった。

(クワエタバコ…(^-^;)

作品中の演奏者は「百万ドルトリオ」(ルービンシュタインハイフェッツ、フォイアマン)。同じ音盤を入手しようとしたが…。これは1941年録音だそうで、クラシックはステレオで聴きたい父ちゃんとしては、ちょっと引く。

代りに、ボザールトリオの音盤を入手したのです。

実は…「大公」を聴くのは初めて(#^.^#)これは穏やかで高貴な曲だなぁ。

ボザール・トリオの、いつもながらの柔らかなピアノとの親密な合奏。音楽への感謝と愛情が溢れる。

う~ん素敵。とても、よかった。

ほかの演奏も聴きたくなって…

デュプレ、バレンボイム、ズーカーマンの音盤も注文しちゃった。

↑ これは全集BOXモノの写真で、実物とは違うけど。到着が楽しみです。

一宮の、一ノ宮に、行っちみた

7月28日(木)は、休暇をとって都内の美術館・博物館をまわる予定だった。

だったのだが、コロナの状況により予定を変更したのです。

父ちゃんの中で、コロナ状況は決してそれほど悪くなっているのではなかった。

が、この状況で都内で感染…となった場合、職場で気まずい思いをするのが嫌で、それを回避したわけです。かわりに出かけた先は上総国一ノ宮:玉前神社がある一宮町

神社裏手の木陰の駐車場にクルマを停めて、正面から入る。

玉前神社の境内は「一ノ宮」としては小ぶりな感じ。

拝殿まわりは都会の町中の神社みたいな軽快さと艶やかな雰囲気があった。

縁結びや子授けのご利益があるそうで、生まれたばかりの子を連れた家族が少なくなかった。思いがこもった絵馬がたくさんあった。尊崇されていることが伝わってきて、それは気持のよいことだった。

「鎌倉殿の13人」で佐藤浩市演じた上総介広常が、頼朝の東国平定を願う願文を奉納した神社だそう。ドラマでは、暗殺後に頼朝を思う願文が出てきて涙を誘われた記憶。

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御朱印。7月の絵柄はあさがお。

その後、日傘をさして炎天下の一宮町を散歩。神社近くの風情のある蔵造りの店。

JR外房線一宮駅

街中のラーメン屋で鯛だしラーメンと鯛茶漬けのセットを食した。

しかし、暑くて。オリンピックのサーフィン競技会場になった海をちょっとだけ眺め、早々に帰宅の途についたのでした。

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暑さは週末を通して続いた。TVでは、熱中症回避のため「不要の外出を避け」「適切にエアコンを使え」と呼びかけていたけど。日陰を探して散歩したくてね。

下総国の一ノ宮:香取神宮境内を、また歩きまわったり、

家からちょっと離れた神社付近の傾斜地を歩いたりした。

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予定変更といえば…。

9月初旬までに山口県宇部市に行って「庵野秀明展」をみたいのだけど。

庵野展はその後、新潟市にも行くそうで…。過ごしやすくなる秋に新潟に行こうかなぁと。キモチが変わってきてます。

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最近のマイブームは、村上春樹

中古本を買って次々と読んでます。面白いねぇ。

今年生まれたらしいシュレーゲルを、よくみるようになった(^_^)

煩悩を、はらう…夏

オーディオで、久しぶりに欲しくなったモノ…それはアナログプレイヤー。

今使ってる【ガラード401+東京サウンド】のプレイヤーは、父ちゃんのズボラな管理故、「現役最前線」といったコンディションではない。…レコード掛けると音がビビることが多いのです。これはレコード盤の状態にも依るわけですケド。

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「完全リタイヤ」まであと数年…となった今夏、「今のうちに完動品のアナログ・プレイヤー・システムを確保しておこうか…」と思い立った。

各社が製品を出してるけど、前からLUXMANのベルトドライブが気になってた。んで、WEBで調べると…

現行型の「PD-151Mark2」は約40万円もする。ダストカバーなどはオプションなので更に高額になってしまう。うーん。これだと、totoでも当たらないと買えないなぁ。

…他社製品で手頃なものはないか?と探してたら、見つけた。

TEAC  TN-5BB

税込で約20万円。これなら何とか…という価格。

物欲がチクチク刺激されて。近日、都市部のオーディオ店で実物をみて、気に入ったら買っちまおう…と決意した。…ところが、TN-5BBのカタログをDLしてみてみたら。

SAEC社と共同開発したというアームに装着できるカートリッジの重量の限界は23グラムだって…。

今現在の使用カートリッジは、シェルター501をオイルダンプ式(?)の特性シェルに組み合わせたもの。

…これ、重いんですよね。

計量したら、30グラムもあった。これが使えないのは困る。

なら、もっと軽いカートリッジを使うか。。。

…と、DENONのDL-103を引っ張り出して、別のシェルに装着した。

現行プレイヤーで音出しすると…。

シェルターと比べるとデッドな感じだが、引き締まった悪くない音。

この週末、そんな感じでアレコレやってるうちに。…ナンダカ

「新品プレイヤー買いたい病」の症状が収まってきた。ネツガ サメタ

…やっぱ今のプレイヤーを大事にしよかなぁ…。煩悩ははらわれた。ヒトマズ ハ…

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あとね、他には。最近CDプレイヤーのトレーが調子悪くて悩んでます

この写真では開いてるが、わりと高い頻度で開閉が途中で止まる症状がでる。

手で押し引きしてやれば動くし、再生には全く問題ないのだけど。

これも今(現役)のうちに修理をしておいた方がいいと思う。

お彼岸にやったこと(2)と、DCD-SXの帰還 - どいの父ちゃんのブログ (hatenablog.com)

6年前にも同じように修理に出して、ベルト交換をしたんだが…

毎日使ってると、この程度の頻度(5~6年おき)で修理が必要になるのかなぁ。

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日曜日、ヤマボウシのスス病の葉っぱを拭いてたら、シュレーゲルと目が合った。

…毎日、暑いですね。

午後は古いお守りを納めに香取神宮に出かけた。緑陰は気分がいいです。

夕方、大相撲名古屋場所千秋楽を見ながらの早い夕食。

ビールは旨い。いつだって旨い。

 

緑がさかり

梅雨は6月中にあけた…けど、

先週は雨がちの空模様だった。

 

朝、ご近所の門扉前のサボテン鉢がゴージャスな花をつけていた。

たぶん、これは「月下美人」という種類の花。

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7月15日(金)…

午後に新しいダイニングセットが配達されて、このテーブルでの朝食は最後になった。

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7月17日(日)通勤車シエンタの車検

2年前の中古購入時の走行距離は約59,000km。この間36,000km弱を走った。

あと数年は通勤でお世話になるので、よく点検してもらいました。

ボディコーティングのメンテして帰ってきたシエンタはヌメピカです(^_^)v

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7月18日(月)海の日

自宅前の田んぼの稲も花が咲いた。

午後の日差しの中、散歩にでると…

緑が真っ盛り。田んぼは一面、柔らかなじゅうたんのようでした。

日陰を拾い、時折の涼しい風を受けながら散歩して、運動不足を補った。

蝶々をたくさんみた。

ホテイアオイの花が咲き始めてた

…汗まみれになって、つかれた(;^ω^)

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音盤のこと

先日、ユニクロでセール品Tシャツを買った。

ブルーノート・レコードのジャケットをプリントしたヤツ。…このジャケットのCDを聴いてみたくなり、ブックオフで取り寄せてもらいました。

独人女性ピアニスト:ユタ・ヒップの音盤。ズート・シムズが共演している。

1956年録音でモノーラルでした。

ユタ女史よりズートのsaxともう一人のトランペットの方が目立つ演奏。でも、明るい未来を信じるような健康なポジティブさを感じて、良かった。

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今朝の社会面

京都アニメーション放火事件から3年。

失われた命、才能はもどらない‥

 

 

 

 

くりかえす(平穏な)日常

これまでの事件や災害も、我々の社会・世界に不可逆的な影響を及ぼしてきたけれど。先週の安倍元総理暗殺もまた、重たい、負の方向の影響を与えるだろうと思う。

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7月8日(金)朝刊の一面記事のこと

ボリス・ジョンソン首相の辞任は残念だ。

この人が登場したとき、実はあまり好きではなかった。前任のメイさん(背が高い女性首相)はブレグジット絡みの混乱の中で辞任に追い込まれたが、父ちゃんはメイ首相のファンだった。(彼女の答弁する姿や表情が好みだったので)ボリスは悪役に見えた。

でも、彼の「アダムスファミリー的」な風貌やチャーミングな喋りがだんだんと好きになり、やがて応援するようになっていた。

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この日の産経には、他にも個人的にタイムリーな記事があったので、そのこと。

ブログで村上春樹氏のオーディオのことを書いたら、ブロ友のLE8Tさんからコメントをいただき。教えてもらった雑誌「SWITCH」(中古)をつい買っちゃった(^-^;

村上氏のステレオは、オーディオ趣味を突き詰める…よりは、神経質にならず音楽をゆったりと聴くためのものみたい。

父ちゃんも、鷹揚に扱える、しかし良いアナログ・プレーヤーが欲しいなぁと思ったのだった。お買い得なLUXMANのベルトドライブとかないかなぁ…。

…などと思う最近だったところに、この日のコラム。

東京都国分寺市の「国分寺書店」のことを取り上げていた。椎名誠の作品に出てくるオッカナイ古書店の女性店主について、当時近所でジャズ喫茶を営んでいた村上春樹のコメントが載っていた。

国分寺駅南口周辺は、息子が学生生活を送ってたことで親近感があって、このコラムには、「おっ!?」と喰いつかされたのでした。

あと、声優の上坂すみれさんの舞台のこと。

上坂さんは可愛らしくて、ロシア語が上手とか、ある意味とんがった個性のある存在。「ガールズ&パンツァー」ではプラウダ高校のノンナの声を演じてるし…ね。

初舞台(ゲゲゲの鬼太郎)で猫娘を演じるそうで…。目玉オヤジ役は野沢雅子さんですって(妖怪?(;^ω^)ヨーケーダ?

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週末、30年ぶりに訪ねた花苗屋さんで…

ヒマワリを一つ買って、鉢に植えた。

朝散歩でみつけた、しなびたカラスウリの花。

毎年、同じことを繰り返してるなぁ…。

トコロデこんな雑誌を衝動買いしちまいました。

この夏(7月から9月にかけて)、「庵野秀明展」が山口県宇部市に巡回する。

行きたかったのです。しかも宇部は「聖地」にして庵野氏の生地。

期間中に、なんとか出かけたいと思っています。

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休耕田が増えている。寂しいね。

想定の外…

7月8日(金)

午前9時。リフォーム作業中に傷ついた床面の補修開始。

専用機材/薬剤を使い、見た目上は完璧な補修がなされました。

補修後に確認に来た営業担当のTさん:「天井の仕上がりに少し凸凹があるので、ここも補修します」とのことで、もう少し後処理が残ることになったが…。

まぁしかし、これでひとまず一段落。

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お昼前に、参議院選挙の期日前投票にでかけた。思ったより人が多かった。

クルマのラジオで「応援演説中の安倍さんが撃たれた」という速報を聞いた。

帰宅してTVを付けると、各局がそのニュースを伝えていた。

夕方、安倍さんの死亡が発表された。

この週末、我家は喪失感に包まれていました。

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この日の朝刊…

二面以降、個人的にときめく記事やコラムがあって、ブログネタにしようと思ってたのです…。が、後日また改めて。

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気持は塞ぐけど、できるだけ普段どおりに過ごそう…とも思う。

週末に買った中古CD。

マイルス・デイビス「ネフェルティティ」(1967年)

マイルスさんの音盤はあまり持ってなかった。けど、これいいですね。

参院選は与党の勝利。ひとまずよかったと思います。

 

 

呼び覚まされる記憶

休暇取得してできた10連休(6/24~7/3)後半のこと…

連日アツかった…(^-^;ケド、シュレーゲル兄弟がほぼ毎朝いてくれて元気もろた

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東京/鎌倉散歩のあとは特にイベントはなかったけど…。

リフォーム後の整理や飾りつけをする流れで、IKEA新美郷店に出かけて照明器具、ポスターや額縁、フェイクグリーンなどを買い込んだ。

翌日、IKEAで合流したこたちゃんと鹿島神宮を緑陰散歩。

御手洗池の湧水は、あいかわらず冷たかった。

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少しづつ片付けて、リビングルームはようやく落ち着いてきた

ステレオセットアップもできあがってきて、暑中、エアコンかけて音楽を聴いてた。

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休暇最終日にブックオフで買った本。

村上春樹「雑文集」(110円)

村上氏の文章は読みやすくて気持イイ。父ちゃんは特に音楽について書かれたエッセイが好きで、そういうのを読みたくて買いました。

この本の中の、氏の若い頃のオーディオ遍歴が琴線に触れたのでした。以下、長い引用になります(村上家にステレオが入ったという記述に続いて…)

 ただ、このステレオはいちおうリビングに置いてあって、家族共用だったから、自分だけの再生装置がだんだん欲しくなってきた。自分の部屋で、誰にも邪魔されずに好きな音楽をがんがん聴きたかったんです。それに音質だってあんまり褒められたものじゃなかった。針も安物だし、コンソールの共鳴音なのか、ボンボン箱鳴りみたいなのがするし。もうひとつ、そのころになると「これからはコンポの時代だ」というようなことが雑誌に書いてあって、単体のプレイヤー、アンプ、スピーカーを組み合わせた本格的なものが欲しくなってきた。それで、高校二年生の終わりころだったかなぁ、せっせとお金を貯めて、それだけじゃ無理だから親にさんざん頼み込んで、自分でセットを組みました。ニートというメーカーのターンテーブルに、フィディリティ・リサーチのアームとカートリッジ、トリオ(現ケンウッド)の真空管式アンプ、イギリスのリチャードアレンが出していた8インチ(20センチ)口径のダブルコーン・スピーカー。オーディオ雑誌なんかで何がいいのかっていろいろ研究しましたよ。当時はピンケーブルひとつにしても、全部自分でハンダ付けしてつくらなくちゃいけなかったし、プレイヤーのボードを糸のこで切ったりとか、ずぶの初心者にとっては、組み立てるのはけっこう大変だったですよね。だから実際にスピーカーから音が出てきたときは嬉しかったな。

 大学は早稲田にありましたから、新宿のレコード屋さんでアルバイトして、その給料でせっせとレコードを買っていました。アルバイトしてるとレコードが安く買えたんですよ。それで新しいロックみたいなのはレコード屋で働きながら聴いて、ジャズは当時たくさんあったジャズ喫茶やライブハウスで聴いて、と音楽浸りの日々でした。勉強なんかしないで、アルバイトと音楽ばっかり。初めは寮に住んでいたんですが、そこをほとんど追い出されるみたいにして出て、本とレコードで床が抜けそうな安アパートで、さっき言ったリチャードアレンの20センチのスピーカーを中心としたシステムで、とにかく切々と音楽を聴きまくっていた。

これはインタビューの書き起こしですね。村上さんは昭和24年生まれで、父ちゃんより11歳も年長だけど…、ここに出てくるオーディオメーカー名には懐かしさを共有できます。唯一「ニート」というターンテーブルメーカー名は初耳だったが、ヤフオクを見ると「Neat」で出品がありました。

…脇道から戻ります。

今、使っているリチャードアレンの8インチダブルコーン(New Golden8)のことが書かれていて、うれしかったんですよ。父ちゃん家では「金八」と呼んでいるユニットのことですネ。

これはちょうど50年前の製品。経年でコーン紙が色あせているけど、昔はきれいなチャコールグレイだったんですよ。「金八」については昔、父ちゃんの父親が大変に推していて、父のこんな趣旨の文章を読んだ記憶があります。

「音楽を聴くとき一番よいのは『生演奏』を聴くことだが、残念ながら田舎暮らしをしているとその機会を得にくい。リチャードアレン(金八)はそういう人に勧められるスピーカーだ。理由は、生きた音を出すからだ。計測器で測られる数値とは別に、金八が鳴らす音楽は生きている…」

還暦が近くなってから、縁あって再び金八で音楽を聴くことができて、上記の亡父の記述を実感として感じることができています。また当時、金八はユニット一本7,000円くらいで手が届きやすい事も美点でした(若き日のハルキもやりくりの中で入手しているしネ)

なんか、持ち物自慢をしてるようで…(スミマセン)

でもね。リチャードアレンはよいスピーカーです。他の人の文章(活字)でその名を見ると、うれしくなります。

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昨夜は、この音盤を聴きなおした。

ザ・ヨーロピアン・ジャズ・ピアノ・トリオ「artfully」

2001年3月、ロンドンPizza Express Jazz Clubでのライブ録音

録音が非常によくて、ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビ―」ほどではないが、グラスが触れ合う音やお客の咳する声が聞こえるのも愉しい。

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台風4号九州に上陸か?という今日

我家は早朝から夏の日差しでした。

シュレーゲルが一人、今朝も居てくれて出勤前に元気をくれた(*´ω`*)

今夜は帰宅後に何を聴こうかな(^o^)丿